2012年8月9日木曜日

■中国メディアが日本女子バレーを絶賛、中国が学ぶべき点


中国メディアが日本女子バレーを絶賛、中国が学ぶべき点
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0616&f=national_0616_132.shtml
2011/06/16(木) 12:40
       
 スイスで行われた女子バレーボールのモントルー・マスターズ決勝で、日本女子は見事優勝した。中国メディアの中国青年報は、日本が中国に与えた教えとのテーマで、「今回の日本の優勝は、選手の身長を重視してきた中国チームにとっては非常に皮肉な結果であり、そこには反省の余地があるだろう」と報じた。

 日本チーム14名の選手のうち10人が身長1メートル80センチ以下、もっとも身長の低い竹下佳江選手は1メートル59センチだ。中国チームの平均身長は1メートル85センチで、欧米の選手と比べても遜色(そんしょく)のない体格だ。

 記事は、「日本のコーチによれば日本の選手は背が低いために、守りを強化せざるをえなかった。しかしそれを通じてチームの弱点を補う独特の戦術を確立した」と紹介し、全日本の特筆すべき特徴は身長差が致命的な欠陥にはなっていないことで、逆に小柄ゆえに速く敏捷なプレイができるという印象を受けたと評価。日本の優勝は、本当の実力を決めるのは選手の身体的優勢ではなく、チームの技術特性と全体としての個性だということを明らかに示したと報じた。

 身体条件が一般的あるいはそれ以下の選手でも国際的大会で大きな戦力になることは可能だ。技術から見ると、アジアチームの特徴である速い攻撃と多彩な戦法は今の中国には見られないと中国代表を指摘した。

 中国チームの身体条件から見れば日本以上に発展の余地があるが、選手の身体条件にこだわり始めたころから、中国女子バレーの危機も顕著(けんちょ)になっているとし、今後は選手の身体条件以上にチームの特色を再考し、徹底的な理念改革が必要となるだろうと報じた。



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