日本人が中国人観光客を嫌う理由「ルールを守らないから」(1)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0822&f=national_0822_003.shtml
2012/08/22(水) 08:16
中国網日本語版(チャイナネット)は21日付で、日本人が中国人観光客を嫌う理由について論じる記事を掲載した。日本新華僑報による記事を引用し、日本人の中国人に対する最大の不満は、「ルールを守らないこと」だと報じた。
「中国観光客による経済効果」が世界中に広がり、各国の経済に貢献している。それは日本にとっても同様で、毎年約140万人の中国人観光客が日本を訪れる。日本の旅行会社、小売店等は中国人観光客を歓迎しているが、一般人は中国人を敬遠しており、鼻で笑う人もいるほどだ。
日本のネット上の意見やテレビの取材を見る限り、日本人の中国人に対する最大の不満は、「ルールを守らないこと」だ。親戚を日本に招き、関係を良くしようとしていたところ、ささいなルールにより彼らの機嫌を損ねてしまった。彼らが日本人から白眼視されず、楽しく旅行できるよう好意で意見したのだが、彼らは「大人がなぜ他人のルールを守らなければならないのか」と感じたようだ。
海外にいる場合、何事も完璧に行う必要はない。しかし全世界の観光客を見ると、一部のアジア人がルールを順守するほか、多くの欧米人は自国の行為が外国でも通用すると思っている。これはなぜだろうか。
ある日、中国人の夫婦が3―4歳の子どもを連れ、プールで泳いでいた。彼らの近くには日本人の夫婦がおり、同年代の2人の子どもを連れ、水に浮かぶ練習をしていた。2人の子どもは狭いプールの中で、「見えない直線」に沿い歩き、この線から外れることはなかった。ところが中国人の子どもはふらふらし、日本人の子どもの線を「侵害」していた。中国人の夫妻はそれをまったく止めようとせず、妥協する必要もまったく感じなかった。
この話からも、中国と日本の文化の差を理解することができるだろう。これはどちらが間違っているといった問題ではない。しかし一部の日本人は、中国人がなぜ大声で話をし、列を作ることを嫌い、他人との距離を詰めても離れようとしないのか、理解に苦しむ。他人ごとであればどうでも良いかもしれないが、自分の身に降りかかった場合、中国人に対して悪いイメージが生まれるだろう。このような中国人に関する悪いイメージのすべてを、中国人観光客から観察することができる。(続)
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