2012年8月18日土曜日

■<中華ボイス>中国では安心して子供を育てられない!海外移民の大きな動機に

<中華ボイス>中国では安心して子供を育てられない!海外移民の大きな動機に
2012年8月16日 8時6分 レコードチャイナ

今の中国には、食品や環境など様々な社会問題がある。その中でも、子を持つ親たちにとっては子供を取り巻く環境が最も気がかりであり、誘拐や教師への賄賂など、子供の周辺環境は決して良いものとはいえない。それを裏付ける調査がある。非政府組織(NGO)「子供を救う会」の「児童成長指数(CDI)」ランキング最新版によると、中国は95~99年調査より13位順位を上げているものの、29位だった。同指数は健康、教育、栄養の三大要素のほか、5歳未満の死亡率、就学率、低体重児童の比率などで判断され、最高評価の日本に対し、中国は遠く及ばなかった。

2012年8月14日、中国の週刊誌「三聯生活周刊」は同誌の記事の中で、移民した中国人が次のように述べていることを紹介している。「私は子供を英国に送り出したいが、オックスフォード大学やケンブリッジ大学に子供が入れるなどとは期待していない。私が望んでいるのは、私の小さいころと同じように、子供が1人で登下校でき、知らない人にあっても恐怖せずに親の送り迎えが必要ない環境。また、ごった返すほどの車もなく、運転手は歩行者を優先し、教師に賄賂を贈らなくても良いそんな場所で子供を育てたいだけだ」。





■香港の名門小学校で9月から国民教育、1年生の教科書に「私は中国人です」―香港紙
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=63449
2012年8月3日 11時53分 レコードチャイナ

2012年8月1日、香港紙・明報によると、香港の名門小学校が9月の新学期から中国への帰属意識と愛国心を養うための「国民教育」を導入する方針を示し、保護者から不安の声が上がっている。米華字サイト・多維新聞が伝えた。

「国民教育」の導入を予定しているのは、男女共学の名門中学「聖保羅男女中学」(St Paul's Co-educational College)の付属小学校。新学期から使用する教科書リストに国民教育用の教材が含まれていたため、保護者から説明を求める声が上がっている。

例えば、小学1年生の教科書では「私は中国人」というテーマで、「中国の地図はメンドリの形」「中国人は黄色人種」といった内容を学ばせ、「あなたは中国を愛していますか?」と問いかける。最後には「一生懸命勉強して、中国に貢献します」といった“誓いの言葉”まで。

さらに、2年生では「国旗や国歌は国のシンボル。国旗を愛し、大切にしよう」。6年生では上海万博の開催を取り上げ、「世界に羽ばたく中国」や「改革開放後の長所と短所」などを教える。

香港では9月からの「国民教育」導入に反対するデモがあったばかり。「洗脳」を懸念する保護者ら9万人(主催者発表)が参加した。香港の保護者団体「国民教育家長関注組」の陳惜姿(チェン・シージー)氏は「教科書を見ると、愛国より中国共産党を称える『愛党』の内容が多い」と不快感をあらわにしている。



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