2012年9月20日木曜日

■【仏国ブログ】日本での生活のヒント「積極的に日本人と交わろう」


【仏国ブログ】日本での生活のヒント「積極的に日本人と交わろう」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0920&f=national_0920_014.shtml
2012/09/20(木) 10:23
       
 フランスのウェブサイト「COMMUNIQUE DE PRESSE」では、日本に滞在する人向けに、日本での生活をより円滑にするために知っておきたいことを紹介している。

 筆者はまず、日本語を学ぶことはとても大切だと語る。転勤などで一時的に日本に滞在する場合は、特に日本滞在中もまったく日本語を話さないまま生活する人もいる。しかし、少しでも話すことができれば、飲食店で注文をする場合にも便利で、またある程度話すことができれば日本人と会話することで、より日本語が上達することを利点として伝えている。

 また、日本の料理も積極的に食べるべきだと述べている。食事に関して保守的なフランス人もいるが、日本の食べ物を避けて生活するよりも、日本の食べ物に親しめば日本の生活もより豊かになるとの考えを示している。

 そして、日本には特に興味がないが、日本に住むことになった人の中には、会社と家庭の行き来だけになる場合もある。そこで筆者は、日本には、ビーチリゾートがある沖縄や、古い歴史を見ることができる京都、そして雪まつりなど冬にイベントがある北海道など、見どころが多い国なので、ぜひ各地を訪問してみるべきだと述べている。

 また、日本人の知人や友人を作ることを挙げている。日本は集団社会なので、趣味のクラブや同好会も多い。そのため、興味のあるスポーツなどのクラブを探し、入会してみれば日本人の友人ができやすいと説明している。ほかに、喫茶店でもカウンター席に座って、行き付けにしていれば日本人の知人や友人ができ、そこからまた新たな世界が広がるので、積極的に日本人と交わる機会を持つことを勧めている。

 しかし、記事の最後では、日本が好きかどうかにかかわらず、日本は「故郷」にはならないと記している。日本人が「外国人」という場合には、好意的な意味合いがあることが多く、特に若者にはこの傾向が強くなる。しかし、長年滞在していても、箸が使えるかどうかなどの質問をされ、外国人扱いをされると指摘している。

 積極的に日本人と交わり、日本文化を吸収していっても、いつまでたっても外国人扱いをされることに、がっかりすることもあるようだ。さまざまな面で、フランス人が日本に住み続けることは容易ではない様子がうかがえる。



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