2012年10月27日土曜日

■【米国ブログ】京都旅行が忘れられず、自宅の庭にも”禅”を再現


【米国ブログ】京都旅行が忘れられず、自宅の庭にも”禅”を再現
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1027&f=national_1027_005.shtml
2012/10/27(土) 11:06

 日本文化に関する情報を発信する米国のブログ「kathysterndahl」では、京都を訪れた筆者が体験をつづっている。

 歴史と文化を探求するのが好きだという筆者。数年前に訪日し京都を旅したことが忘れられないと振り返っている。

 大徳寺近くの伝統的な宿泊施設に泊まり、京都中の寺や庭を訪問するなど、日本はこれまで体験した中で最高だったと称えている。宿泊した民宿では、世界中から集まった一人旅の外国人が多く、食事の時間に情報交換をするのが楽しかったという。

 日中はほとんど寺院などで過ごしたが、あまり人に会うことがなく、庭園の見える廊下で、かつて何百年もの間、日本人がそうしたように黙々と瞑想にふけることもあったと語っている。

 筆者は、枯山水の庭を眺めながら、庭園や室内に無防備に置かれた置物などが盗まれないか、また廊下には誰も落書きしないのだろうかと疑問に感じたという。欧米なら美術館で保護するようなものが、整然と置かれていることに驚いたと語っている。

 最も感心したのは、秋で落葉していたにもかかわらず、寺院の道はいつもきれいに掃かれているということだという。禅寺の庭は聖なる空気が流れていたと感じたようだ。庭の世話をすることに細心の注意を払い、心を捧げている様子に感動したと伝えている。

 帰国してから筆者は、自分の庭を禅の庭にしようと奮闘しているという。禅庭へと通じる細い小道を作り、日本で見た禅の庭を再現しようと試みていると語っている。それほどまでに、京都は印象深く、生涯過ごしたいくらい素晴らしい町だったと締めくくっている。



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