2012年10月27日土曜日

■農心のラーメンなどから発がん性物質検出、製品の回収を命令=韓国


農心のラーメンなどから発がん性物質検出、製品の回収を命令=韓国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1026&f=national_1026_017.shtml
2012/10/26(金) 12:51

 韓国の食品医薬品安全庁は25日、発がん性物質であるベンゾピレンが検出されたラーメンを販売した農心など4社に対して、現在流通している製品の回収命令を下すとともに、行政処分を行うことを明らかにした。複数の韓国メディアが相次いで報じた。

 韓国メディアは、「発がん性物質は農心だけではない、543万の製品回収」「農心や動員など4社、発がん性物質のラーメン類自主回収」などと題し、発がん物質であるベンゾピレンが検出された原料で作った加工食品が全品回収されると伝えた。

 食品医薬品安全庁は25日、ベンゾピレンの基準を超えたかつおぶし(スモーク乾燥魚肉)の供給を受けて、ラーメンのスープを作った農心などについて、製品の回収命令と行政処分(是正命令)を実施し、再発防止策を策定させる計画だと明らかにした。

 発ガン性物質が含まれていたのは、4企業の9製品で、農心は「オルクンハンノグリ(ピリ辛たぬき)」、「スンハンノグリ(辛くないたぬき)」、「セウタン(エビスープ)大カップラーメン」、「生生ウドンフレイク」、「生生ウドンカップ」、「オルクンハンノグリ マルチパック」など6製品。また、東遠(トンウォン)ホームフードの「東遠タラウドン海鮮味」、ミンフードシステムの「おでん調味料」、Hwamiの「かつおだし」が対象とされている。

 対象製品は、不適合原料で生産された636万個のうち、543~564万個が賞味期限が切れていない状態と伝えられている。食品医薬品安全庁は、来月10日までに流通している製品を自主回収するよう命令したという。
  
 韓国内では、今年6月に問題が発覚していたにもかかわらず、10月まで食品医薬品安全庁が措置を行わなかったことに批判の声が上がっている。

 一方、台湾ではすでに、台湾保健当局が発がん性物質のベンゾピレンが検出されたとされる農心の製品の回収命令を下している。台湾保健当局は、農心ラーメン側の詳細な情報と韓国保健当局の結果を確認した後、販売を再開するかどうか決定する方針だという。



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