2012年11月19日月曜日

■年間外国人観光客1千万人に、韓流が後押し


年間外国人観光客1千万人に、韓流が後押し
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/11/19/2012111900983.html
2012/11/19 10:59 朝鮮日報

 韓国が「外国人観光客1000万人時代」を迎えた。文化体育観光部(省に相当)は18日、年初から10月末までに韓国を訪れた外国人観光客は946万人で、今月21日ごろに1000万人を突破すると発表した。通年では1120万人に達する見通しだ。

 外国人観光客は1961年に年間1万人を超え、78年に100万人、2000年に500万人をそれぞれ突破した。50年間で1000倍に増えたことになる。昨年の外国人観光客は979万人で世界25位だったが、今年1120万人を達成すれば22-23位に浮上する見通しだ。

 外国人観光客の呼び込みには、韓流ブームや中国人観光客の急増などが追い風となった。最近では、医療観光やMICE(企業の会議、インセンティブ旅行、国際機関や学会の国際会議、展示会)などの高付加価値観光も毎年20-30%の成長を続けている。韓国政府は2020年の観光客2000万人達成を目標としている。

 だが、韓国の国内総生産(GDP)が世界15位ということを考えると、観光産業はまだ道半ばと指摘される。韓国の観光産業がGDPに寄与する割合は昨年基準で5.2%と、世界平均(9.1%)を下回る。世界経済フォーラム(WEF)が昨年、14項目にわたり評価した「旅行・観光競争力指数(TTCI)」によると、韓国は調査対象の139カ国のうち32位だった。

 韓国文化観光研究院の朴光武(パク・クァンム)院長は「外国人観光客が1000万人を突破すると、国際社会での認知度が高まり、観光客の増加ペースが上がる傾向がある。1000万人突破を機に、観光客の満足度や再訪問率を引き上げるとともに、各地固有の歴史・文化に根ざした観光商品を生み出し、競争力を高めていくべきだ」と話している。




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