2012年12月25日火曜日

■年末年始はイエ派が約8割、シリーズものの「イッキ見」視聴が人気


年末年始はイエ派が約8割、シリーズものの「イッキ見」視聴が人気
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1225&f=business_1225_136.shtml
2012/12/25(火) 16:06

 今年の年末年始は、自宅で家族とテレビを見る「イエ派」が主流に――スカパーJSATが、20代-40代の男女300名を対象に行った「年末年始の過ごし方調査」で、今年の傾向が明らかになった。今年の年末年始の連続休暇日数は、1週間前後が平均的。年末年始は、1年でいちばんテレビを見る時期で、年末年始のテレビ視聴では、映画やドラマのシリーズものを「イッキ見」したいというニーズが強いという結果になった。(画像は「スカパーJSAT」提供)

 アンケートは、2012年11月17日-18日にインターネット調査で全国の20代-40代の男女300名(各150名ずつ)を調査した。年末年始の休暇日数は、「6日」(12.3%)、「5日」(11.7%)、「9日」(10.0%)が中心。1週間前後の休暇が平均的だった。

 年末年始の過ごし方(複数回答)は、「自宅で過ごす」(86.4%)が最も多く、「神社やお寺」(38.0%)、「ショッピング」(36.9%)、「親戚などへの挨拶回り」(31.5%)などが続く。「イエ(自宅)派」か「ソト(外出)派」かを問うと、「どちらかといえば自宅にいることが多い」(52.3%)が過半数を占め、「ほとんど自宅にいる」(26.9%)を加えると、全体の約8割が年末年始は自宅で過ごす「イエ派」になっている。

 年末年始の自宅での過ごし方(複数回答)は、「テレビを見る」(84.9%)が圧倒的多数。年末年始のテレビ視聴は、「まあ見ている」(34.3%)、「よく見ている」(28.3%)で、「見ているわけでもないがテレビはついている」(22.7%)と合わせると、85.3%の家庭でテレビがついていることが分かる。

 また、テレビの視聴時間は、64.3%が普段よりも長くなると答え、夏休みやゴールデンウィークなどの長期休暇と比較すると、年末年始(冬休み)のテレビ視聴は、突出して長いことも分かった。

 ところが、年末年始のテレビ番組については、「面白い番組が少ない」(78.3%)、「年末年始のテレビ番組は、どれも同じような内容なので飽きてしまう」(82.0%)という意見が多くあった。年末年始のテレビ番組への満足度は、「満足している」はわずか5.3%。2人に1人は「不満足」と答えている。

 そこで、年末年始に見たいテレビ番組を聞くと、「シリーズものの映画の一挙放送」(39.7%)、「お笑い芸人やタレントがたくさん出てにぎやかなバラエティ番組」(36.3%)、「国内ドラマの一挙放送」(29.7%)の順で、「一挙放送」などの“イッキ見”のニーズが高いことが分かった。

 さらに、「有料でも見たいテレビ番組がある」と答えた人(118人)に、どんな番組かを聞くと、「シリーズものの映画の一挙放送」(44.1%)、「海外ドラマの一挙放送」(31.4%)、「国内ドラマの一挙放送」(29.7%)、「アニメ・特撮ドラマの一挙放送」(24.6%)の順となり、「一挙放送」は、お金を払ってでも見たい人気コンテンツであることがわかった。

 今年の年末年始は、カレンダーの並びの関係で、ほぼ1週間という長い連続休暇になる人が多い。自宅でゆっくりと考えている人は、自宅で過ごす時間を楽しくするための準備を考えておきたい。



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