2012年12月24日月曜日

■【台湾ブログ】安倍政権になって日本と台湾の関係はどうなる?


【台湾ブログ】安倍政権になって日本と台湾の関係はどうなる?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1224&f=national_1224_005.shtml
2012/12/24(月) 09:35

 16日に投開票が行われた衆議院選挙では自民党が大勝、次期総理大臣は安倍晋三氏が就任することとなった。台湾人ブロガーのDan In TWさんが今回の選挙結果と安倍晋三氏について台湾人の視点で分析し、アジア諸国との関係にどのような影響があるかをブログにつづった。

 今回の衆議院選挙の投票率は戦後最低水準の59%にとどまった。まず筆者は、長引く経済不況によって「日本人は政治にますます無関心になっているようだ」と分析。さらに特別国会で首相に任命される予定の安倍氏については、「台湾に対して友好的と認識されており、日台関係は改善されていくと思われているが、自分はそうは思わない」と主張。

 その理由として、「安倍氏は台湾前総統の李登輝氏を尊敬しているが、李登輝氏は大日本帝国のころの思想の持ち主であり、安倍氏によって日台関係が改善されるとの見方は完全に間違い」と主張した。

 尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐり、日中関係の緊張が続いているが、中国では安倍晋三氏について緊張緩和を期待する声も上がっている。安倍氏は2006年、小泉純一郎氏の靖国神社参拝などをめぐって悪化していた日中関係を改善させた実績があるためで、筆者は、「安倍氏は日中関係を単なる友好関係ではなく、実務を第一とする関係とするだろう」と推測した。

 また、自民党が尖閣諸島に公務員を常駐させ、自衛隊を国防軍とする考えを示していることについて、筆者は、「安倍氏は中国を牽制するためにも、日本には強大な軍事力が必要と考えているようだ」と分析。首相による靖国神社参拝は過去に侵略を受けたアジア諸国にとって受け入れがたい行為であるが、安倍氏は「ふさわしい時期」に靖国神社を参拝するとし、「国のために亡くなった英霊に敬意を示すことを他国が阻むことはできない」と述べた。こうしたことを踏まえて筆者は、「日中関係が短期間で変化することはないだろう」と指摘した。



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