2012年12月8日土曜日

■【米国ブログ】日本で歌舞伎を鑑賞「伝統と意外性を感じた」


【米国ブログ】日本で歌舞伎を鑑賞「伝統と意外性を感じた」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1208&f=national_1208_002.shtml
2012/12/08(土) 04:19

 日本に滞在中の米国人男性は、日本に関する情報を発信するブログ「poorlytitled.wordpress」で、日本の伝統芸能を見学した感想をつづっている。

 筆者は最近、日本の伝統芸能である歌舞伎、日本舞踊、能の舞台を鑑賞する機会があったという。そして、「言葉で表現するのが難しいくらい意外だった」と感想を伝えた。その理由は、日本に滞在して感じてきた日本文化とはかけ離れた印象だったことを挙げた。

 日本人は伝統を誇りに思い、それを守り続けるために多大な努力をしていると感じるという。しかし、一般的な日本人も、歌舞伎などの日本芸能をエキゾチックだと感じているのではないだろうかと語る。また、「白髪頭の歌舞伎役者にアニメキャラクターに共通する特徴もあった」と語った。

 筆者が日本で不思議に感じていたことの1つに、「将軍と侍が居た時代のわずか百年後にハローキティが誕生した」意外性を指摘した。米国も百年前と同じ生活様式や文化ではないが、日本ほど劇的に変化していないという印象を持っているようだ。米国では、ファッションは昔よりカジュアルになったものの、スーツやドレスを着用する機会も多い。しかし、日本では、着物から洋服に大きく変化したことを挙げて比較した。

 日本は西洋化したといわれるが、歌舞伎を見たとき、実はそうではないと思ったという。「確かに生活様式は西洋化したが、歌舞伎は日本そのものだった」と語った。日本がどれくらい西洋化されたかは判断するのが難しいが、「表面は西洋化していても、日本文化の核となる価値は変わらないように思う」と感想を伝えた。

 日本では、生活様式は劇的に変化している一方で、核の部分は伝統的な文化を引き継いでいると感じたようだ。



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