2012年12月7日金曜日

■「夢舞台」がツアー企画 淡路島の観光活性化へ 


「夢舞台」がツアー企画 淡路島の観光活性化へ 
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201212/0005580842.shtml
2012/12/6 20:04

 ウェスティンホテル淡路や国際会議場、奇跡の星の植物館など淡路市夢舞台の周辺施設を経営する県の第三セクター「夢舞台」が、施設利用者を対象にした旅行ツアー企画に乗りだした。島内観光を活発にさせる狙いで、添乗員が島の歴史や文化を紹介しながらバスで体験施設や名所を巡回。ホテル内には観光情報コーナーも開設した。

 同ホテルの宿泊客は年間10万人だが、島内を素通りして四国に出発する人が多いという。一方で「雨天時に子どもを遊ばせる場所を知りたい」「公共交通で行ける名所はないか」などの質問も寄せられていた。

 同社は7月、旅行業の免許を取得し、「淡路夢ツアーズ」を開業。同ホテル内にあるレストランのランチとJR神戸駅までの送迎、植物館鑑賞券をセットにしたバスツアーや、「淡路夢舞台」など世界的に著名な安藤忠雄さんの建築を巡る日帰り旅行を企画した。

 このほか、サークルや同窓会、社員旅行などの小規模グループが、島内の産業を体験したり、花の名所を巡ったりする企画も予定する。

 情報コーナー「島の時間」では、島内の陶芸家や画家の作品を展示。線香や吹き戻し、瓦などの特産品を並べ、製作体験できる施設を紹介する。観光DVDを放映し、国生み神話や淡路人形浄瑠璃、地域の祭りを映像で伝える。

 担当の北川雅洋さん(52)は「世界各地から訪れる観光客に、食や文化が豊かで歴史も古い淡路の魅力を伝えたい」と意気込む。一方で島内の住民には「美しい農村や漁村の風景、珍しい祭りなど、情報を寄せてほしい」と呼び掛けている。ウェスティンホテル淡路TEL0799・74・1111




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