2013年1月24日木曜日

■韓国の航空会社、B787の導入状況は?


韓国の航空会社、B787の導入状況は?
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/01/22/2013012200954.html?ent_rank_news
2013/01/22 11:01

大韓航空「問題機種導入しない」
アシアナ、安全性検証まで導入計画なし

 韓国の航空会社でボーイング787型機を発注しているのは大韓航空だけだ。アシアナ航空にはまだ導入計画がない。

 大韓航空は2016年からボーイング787型機を順次導入する。現時点で発注をキャンセルしたり、引き渡し時期を先送りしたりする計画はない。同社が導入するのは「ボーイング787-9」型機で、「問題になった787-8型機の問題点を改善したものであり、いかなる問題もないはずだ」と説明した。趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長も外国メディアのインタビューで「ボーイング社を全面的に信じる」と語った。

 ボーイング787型機は大韓航空の戦略機種であるのみならず、ボーイング社とは共同開発に取り組んできたパートナーの関係にあるからだ。大韓航空はボーイング787型機の翼先端の曲線構造物、後方胴体など六つの重要部品を釜山テクセンターで生産、納品している。

 アシアナ航空はボーイング787型機を全く発注していない。同社幹部は「新型機は運航初期にさまざまな問題点が見つかる。安全性が検証されるまでは導入計画はない」と述べた。同社はボーイング787型機の対抗馬と目されるエアバスのA350型機を17年から導入する。

 世界的にはボーイング787型機の運航中断と補償要求が相次いでいる。米連邦航空局はボーイング787型機を保有する航空会社に対し、安全性が確認されるまで同型機の運航を中止するよう命じた。10機を発注した中国南方航空は調査で欠陥が見つかれば、直ちに発注をキャンセルする方針を明らかにした。

 エア・インディアは就航済みの6機の運航を中止し、ボーイング側に補償を要求する方針を示した。



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