2013年2月8日金曜日

■花火セット「東京大爆発」に“アホか”の声=中国版ツイッター


花火セット「東京大爆発」に“アホか”の声=中国版ツイッター
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0208&f=national_0208_016.shtml
2013/02/08(金) 12:22

 共同通信社は5日、中国版ツイッターのひとつ、新浪微博に設けたアカウントで「尖閣諸島問題にちなむ名の花火や爆竹のセットが売られ、北京在住の日本人が不安がっている」とする文章と、「東京大爆炸(東京大爆発)」と書かれた花火・爆竹のセット商品が山積みになっている店舗写真からなる記事を掲載した。反日感情に便乗した商品に対しては、批判的なコメントが多く寄せられた。

 まず目立つのは、花火や爆竹による大気汚染を懸念する声だ。中国では1月になってから全国規模の深刻な大気汚染が発生し、国民の一大関心事になっている。

 「お願いだから環境を大切にしましょうよ。抵制煙花!(花火ボイコット!)」との意見などが寄せられた。反日的な声が並ぶ掲示板などでは、「抵制日貨!(日本製品ボイコット!)」との書き込みが並ぶことが多い。「抵制煙花」ともじったことで、本当にボイコットすべきは環境汚染の原因になる商品との見方を示したと考えてよい。

 「東京を大爆発させた後で、自分たちの作った毒ガスでいぶされるのか。あのスモッグでも、まだ足りないというのか!?」との意見もよせられた。同様に、対日批判よりも環境問題の方が火急の問題とする見方だ。

 爆竹や花火の後に残る、大量のごみを問題にする人もいる。中国に春節(=旧正月、2013年は2月10日)を爆竹や花火で祝う伝統がある。都市部ではかなり厳しい規制があるが、2008年の発表でも春節期に北京市市内で回収された爆竹や花火の燃えかすは約6万トンに達したという。そのため、清掃員への同情の声も寄せられた。

 一方で、愛国的な運動をすぐに“商売のタネ”にして、それに乗る消費者が多いことを嘆く意見も多い。「おもしろいのかね。あまりにもアホ」、「中国の商売人は煽(あお)り立ての手法をいつも使うんだよ。それだけのこと。それ以上いろいろ考える必要はない」などの声も寄せられた。



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