2013年3月4日月曜日

■「ねぶた祭りの巨大龍」、台湾ランタンフェスティバル登場で大喝采


「ねぶた祭りの巨大龍」、台湾ランタンフェスティバル登場で大喝采
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0304&f=national_0304_029.shtml
2013/03/04(月) 12:39

 毎年8月に開催される「青森ねぶた祭り」。観客の延べ人数は毎年300万人を数える、と伝えられている日本を代表する夏祭りだが、今冬は台湾に遠征。迫力ある大灯籠が、台湾の人々を圧倒し興奮させているようだ。

 ねぶた祭りの関係者一行が参加したのは、台湾・新竹の台燈會(ランタン・フェスティバル)で、大歓迎を受けた様子を各メディアが報道。テレビ局「民視(民間全民電視、FTV)」は放送やウェブニュースで、「鮮やかな色と日本太鼓の音で演出される、盛大な日本のねぶた祭りが台湾で見物できる。剣を持ち鋭い眼光を光らせた、5メートルの長さもある巨大な龍形の大灯籠“龍王”。日本の職人たちが3カ月もかけて、新竹のために製作した作品だ。その証として“新竹縣と青森”をいう文字が施されている」と紹介。「ランタン・フェスティバルのクライマックスを飾った」と伝えた。

 またテレビ局・TVBSも、「日本の東北地方最大のお祭り、ねぶた祭りの初の海外お披露目ということで、台湾の150万人の見物客が押し寄せた。日本の重要無形民俗文化財に指定されているこの祭りの大きなランタンは、20人の名人によって作られ、40人で運ぶことも難しい」とスケールの大きさを紹介。2月24日から行われている新竹の台燈會だが、開幕4日で400万人以上の見物客が訪れ「動員新記録を作った」としている。「50組のランタンが街中をねり歩き、ねぶたの“龍王”ほか、台北、義民、新北などの巨大ランタンも人々を楽しませた」と様子を伝えている。

 民視、TVBSはウェブサイトで動画も公開しており、迫力ある“龍王”の姿や盛り上がっている台燈會の雰囲気が伝わってくる。また台燈會公式サイトによると、ねぶた祭りの素晴らしい大灯籠は台湾の人々を喜ばせ、熱いリクエストに応えて「3月9日~10日に再度パレードを行う」ことを決定。3月2日と3日の2日間で終わるはずだったが、追加公演を決めたということだ。祭りを通した日本と台湾のホットな文化交流が、繰り広げられている。



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