【仏国ブログ】フランスの地方の町でも、日本文化のイベントは盛況
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0402&f=national_0402_004.shtml
2013/04/02(火) 09:58
フランス人男性が、フランス南西地方紙「SOUDーOUEST」のウェブサイトで、日本文化のイベントについて紹介した。
筆者によると、フランス・ジロンド地方で毎年開かれているという、日本の漫画や日本文化に触れるイベント「アニマジア(Animasia)」が、3月30日(土)に開かれた。
フランスで開催される日本文化のイベントは、パリのジャパンエキスポが有名だが、こちらは地方の比較的小規模なイベントのようだ。
当日は、子どもたちによるカーニバルが行われたり、漫画の描きかたを学ぶ講座が催されたりと、会場内は1日中、日本文化にそまった。ほかにも、着物を着たり、よさこい踊りをしたり、その地方の武道クラブの合気道家や柔道家によるデモンストレーションが開かれたりしたという。
地元の人々に向けたイベントらしく、フランス人が教える日本語コースなども設置され、子どもたちが楽しんだり参加できたりしたようだ。また日本のお祭りで見られる屋台や、ビデオゲーム、また漫画に関する議論をするカンファレンスなども開催されたという。
さらに、折り紙や日本語の書道、漫画のヒーロをまねた顔のペインティングなど、子どもたちが喜ぶプログラムが盛りだくさんだった。プログラムの最後には、それぞれが思い思いに漫画のキャラクターにコスプレをして、音楽にあわせてダンスを披露する姿も見られた。
このイベントに関連した写真や動画を見ると、制服を着たアニメキャラクターのコスプレをするフランス人の姿があった。髪の色も緑や黄色、赤色など、キャラクターそっくりのかつらをかぶっていた。日本のアニメキャラクターは、西洋人のように顔のほりが深かったり、足が長かったり、スカート丈が短かったりする。だからであろうか、フランス人がこれらのコスプレがよく似合って見えるのが面白い。
このようなフランスのパリ以外の地方でも、日本文化のイベントが開催されている。これらを見ると、フランスの子どもたちにとって、アニメや漫画、ビデオゲームの宝庫のように映る日本は、もはや生活の一部となっているのかもしれない。一方、子どもたちの親は、柔道などの武道や着物、お茶などに魅了される傾向にあり、それらが今回のイベントのプログラムにたくさん詰め込まれている様子がうかがえた。
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