■【仏国ブログ】日本語学習のコツ「まずは平仮名を覚えることから」

【仏国ブログ】日本語学習のコツ「まずは平仮名を覚えることから」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0418&f=national_0418_010.shtml
2013/04/18(木) 10:26

　フランス人男性が、日本の情報サイト「Ｋａｎｐａｉ！」で、日本語を学ぶ際のアドバイスをした。

　筆者は、年々日本語を学ぶフランス人が増えており、その方法は、自分ひとりで勉強したり、大学の夜間コースに通うなど、さまざまだという。しかし、日本語は難しいので、すぐに挫折してしまう人も多いとして、読者向けにいくつかのアドバイスをした。

　どんな学習にもいえることだが、モチベーションを維持させることが大事だと述べた。最初のモチベーションが強ければ強いほど、それは長続きするが、それがすぐに低下してしまう程弱いものであれば、日本語を学び始めるのによいタイミングとはいえないと指摘した。

　平仮名やカタカナは日本語の基本にあたるため、暗記して覚えることが不可欠で、しかしこれさえクリアすれば次のステップに難なく進めると説明。一方、この重要なステップを無視してしまうと、あとで支払う代償が高くつくと忠告をした。フランス人にとっては、アルファベットではない、日本語の母音や子音を覚えることが、時に苦痛と感じ、また平仮名すべてを覚えることが、大変だと感じる人が多いようだ。

　一方、日本語の学習頻度について、個人によって差があるが、重要なことは毎日30分でも学習することだという。1週間おき、または2週間おきに8時間勉強するよりも、ずっと効果が期待できるとアドバイスをした。

　また、ほかには日本語を学んでいる人を探すことが何よりも重要だとし、どのように感じているかや、どんな困難と向き合っているかなどを話し合うと、自分が今どのレベルにいるかも再確認できる機会にもなると述べた。

　筆者のアドバイスは、フランス語を学ぶ日本人にもあてはまりそうだが、特に平仮名や片仮名の表を見て、愕然としてしまうフランス人が多いのかもしれない。ローマ字で構成されるフランス語から見れば、見たことも書いたこともないような文字を暗記しなければならず、また漢字を学ぶ際には再び気合いを入れなおす必要があり、想像以上に大変なのかもしれない。