2013年4月22日月曜日

■【仏国ブログ】日本在住フランス人による訪日時のアドバイスとは?


【仏国ブログ】日本在住フランス人による訪日時のアドバイスとは?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0416&f=national_0416_009.shtml
2013/04/16(火) 10:28

 フランスの旅情報サイト「OnedayOnetravel」で、日本在住でブロガーでもあるフランス人男性のインタビュー記事が掲載された。

 この男性は、アフリカ系フランス人で、英語を学ぶことを目的に今まで16カ国を旅してきたが、2年前に初めて日本へ来た。それ以来、日本での生活や出来事、役立つ情報をブログに書くようになった。

 日本に対する情熱はどこからやって来たのか、という質問については、「自分は日本の“ファン”でも“おたく”でもなく、特別な情熱を日本に対して持っていたわけでもない」と語った。ただ、世界を点々と旅している途中で、日本にワーキングホリデービザがあるのを見つけ、立ち寄っただけだったと回答した。

 しかし、日本に1年間住んでみて、日本語を話せないと日本の文化を知ることができないことに気付き、フラストレーションを感じ、再び学生ビザで日本へ再入国したという。さらに、2015年には徒歩で日本縦断の旅をすることを目標にしているという。

 そこで、この男性が日本へ旅行する外国人に向けてアドバイスをした。まず第一に、日本はフランスと違って現金社会であるため、銀行に十分な預金があるかを確認しておくべきだと紹介した。また、日本人の大半は英語を話さないため、レストランや道中、万が一の場合に対処できる、丁寧な日本語のフレーズを学んでおくのがよいとすすめた。

 また、ヨーロッパと異なる日本は単一民族であるためか、こんなアドバイスもあった。日本では、何年経っても自分が外国人であるということを忘れてはならないということだった。だから、電車に乗っていて誰も隣に座ってこなかったり、視線を感じたりしても、侮辱されていると感じる必要はないということだった。

 確かに、外国人は珍しくなくなったとはいえ、単一民族国家の日本人にとって、外国人は時に好奇心の対象にもなりうる。ヨーロッパのように、多民族国家ではないため、肌や目の色が異なればことさら目立つようだ。

 この男性は、最後に日本で見るべきものは漫画やアニメだけではなく、心をオープンにしているともっと素晴らしいものがたくさん見つかるとアドバイスをした。これは、フランス人にとっての日本といえば、まずは漫画やアニメという言葉がしっくりくることを考えたうえでの発言だと思われる。日本では、これら以外にも学ぶべきものがたくさんありすぎると語った。

 何の興味もなかった日本が、いまやこの男性にとっては毎日が新鮮なことであふれる場所となっているようだ。また、旅行者にとっても、実際に日本に住んでいるフランス人のアドバイスとあって、参考になったのではないだろうか。



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