2013年4月22日月曜日

■【仏国ブログ】フランスも同様、放射能は日本だけの問題ではない


【仏国ブログ】フランスも同様、放射能は日本だけの問題ではない
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0419&f=national_0419_010.shtml
2013/04/19(金) 09:27

 フランス人男性が、自身のブログ「Vivre apres Fukushima」で、フランスの放射能問題についてつづった。

 筆者はフランスの元医師で、環境汚染による健康問題を中心に自身のブログで紹介している。筆者は日本だけが放射能の危険にさらされているわけではないとし、フランス・ブルターニュ地方のブレストにあるロング島での出来事を取り上げた。

 ロング島は、島内全体がフランス海軍の原子力潜水艦基地となっているため、核ミサイルに関わる作業が行われている場所として知られている。

 筆者は、1972年から1996年の間、数十年にわたってロング島で働いていた、45歳-60歳のエンジニア、バイロテクニクス(火工術士)などの労働者たちが、防御をせずに核兵器の作業に関わっていたために、白血病や癌などの重篤な疾患に苦しみ、死亡したと伝えた。

 現在では、病気が増加しており、このように労働者たちをロング島という場所で危険にさらしたフランス軍隊は責任を認めるべきだと、筆者は主張した。筆者は、自身が所属する環境や健康保護団体と共に、この「許されざる過ち」に立ち向かい、犠牲者たちを保護する構えを見せた。

 フランスは70%以上の電力を原子力発電でまかなう原子力大国でもあり、加えて軍事面でも核ミサイルを保有している。

 今回筆者は、核ミサイルの作業員の「被爆」を問題視しており、放射能の問題は、日本だけではなく核ミサイルを保有している国に共通した課題といえそうだ。



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