2013年4月22日月曜日

■【台湾ブログ】日本で就職活動!目指すは日本国籍の取得!?


【台湾ブログ】日本で就職活動!目指すは日本国籍の取得!?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0417&f=national_0417_026.shtml
2013/04/17(水) 14:21

 日本で就職活動を経験した台湾人女性が、「台湾とは方法が大きく違う!」とブログに掲載。その経験談を詳しく書きつづった。

 ハンドルネーム・Yukieさんは、「日本人は一般的に大学三年生の時に会社訪問を始め、面接の機会を得ようと努力する。でもすべての学生が、希望の会社に志願できる訳ではない」と述べた。「台湾の大企業の一部は、台湾大学・清華大学・交通大学の学生しか採用しないという現実がある。日本の大企業も同じように、有名大学枠というものがあったり、特別なコネでもない限り行けないのだ」とわかりやすく、説明している。「大学に就職支援室などがあり、学生たちの就職相談を受け面接のコツなどを教え、求人情報を提供していることには驚いた」ようだ。学校側のきめ細やかなサービスだと思ったのだろう。

 続けて「就職試験は面接から始まり、一次面接後企業は二次面接の詳細を学校側に伝える。大企業の内定をもらうまで、志願者は5回から10回ほど面接や試験を受け、半年から1年程度の時間がかかる。内定通知書を受け取るとそれまでの交通費を支給してもらえるが、不採用の場合交通費は一切もらえない」といった情報を書きこんだ。そして「私の初めての面接は、面接官1人と学生6人で行われた。一次に受かって二次面接は、自分の作品を将来の上司になる可能性のある相手に提示、三次面接は総務部長と1対1の面接で、四次は適性テスト。五次は小論文で、大学四年生の前半に、内定をもらった!」と、経験をつづったYukieさん。内定が出た後は、残りの大学生ライフを大いに満喫したようである。「卒業の単位が足りない時は、入社できなくなるので気を付けよう」とも述べており、自身が注意したことがうかがえる。

 そして「初めて就職する会社は大企業がベター」と述べた理由として、「福利厚生が整っていて、新人の教育訓練がしっかり行われる」、「大企業を辞めた後も、別の大企業に就職できる可能性があるから」と挙げ、ちゃっかりしている。「中小企業から大企業に転職するのは難しく、一生チャンスがないかもしれない。それが日本の一般的な企業文化。有名大学の学生は、優良企業に入りやすいという傾向もある」という結論も悟ったそうだ。

 最後には「日本の大企業は人間性と協調性を重視し、仕事の能力は二の次かもしれない」と気付いたYukieさん。「外国人に対する要求は特に厳しいが、しっかりした性格で言語力と仕事の能力を兼ね備えていれば、次々仕事が入ってくる。日本国籍を手に入れることも可能だと思う」と、締めくくった。

 情報として会社の訪問方法や内定やコネの意味、テスト時や服装の注意事項など、細かくブログに載せているYukieさん。日本での就職を希望する台湾の若者たちにとって、頼りになるブログだと言えそうだ。



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