2013年5月21日火曜日

■不況のあおりで廃業続出…自営業者の割合が過去最低に=韓国


不況のあおりで廃業続出…自営業者の割合が過去最低に=韓国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0520&f=national_0520_039.shtml
2013/05/20(月) 13:17

 韓国統計庁は19日、2013年4月の就業者(2510万3000人)のうち自営業者は571万6000人で、就業者全体の22.8%を占めたと発表した。複数の韓国メディアが報じた。

 景気の低迷で自営業者の廃業が相次いでおり、自営業者の割合は統計を取り始めた1983年以来、過去最低となった。

 1983年当時、就業者(1489万6000人)のうち自営業者の数は509万7000人で34.2%を占め、3人に1人は自営業者だった。しかし、1988年には29.9%を記録して初めて30%台を切ると、2008年の世界金融危機を境に一気に減少。今年は5人に1人が自営業者となった。

 4月の新規の就業者の数は前年同期より34万5000人増えたが、自営業者の数は9万人減った。廃業した9万人の自営業者のうち、従業員を抱えていた自営業者は5万人で、比較的規模の大きい自営業者が廃業に追い込まれていた。

 産業別では、自営業者がもっとも多く従事する卸売業の廃業が多かった。卸売業の従事者は4月の時点で356万人と前年同期より10万5000人減少した。

 企画財政省の関係者は、小売りや飲食店は企業しやすいものの競争も激しく廃業率も高いとし、景気の回復が遅れれば自営業に打撃が及ぶ可能性があると話した。



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