2013年5月21日火曜日

■【米国ブログ】日本の旅館のおもてなし「米国にはない細やかさ」


【米国ブログ】日本の旅館のおもてなし「米国にはない細やかさ」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0520&f=national_0520_011.shtml
2013/05/20(月) 10:23

 訪日した米国人女性が、文化に関する情報を発信するブログ「terinaandtim.blogspot」で、旅館に宿泊した体験について感想を記した。

 筆者は、「日本のおもてなしを経験するには、旅館に泊まるのが最適」だと語る。京都での旅館体験に触れ、「京都は美しくて文化的な町。その京都で旅館に滞在するのは最上の楽しみ」、「信じられないほど優雅で、誰もが日本文化に魅了される」と高く評価した。

 とにかく、旅館で体験することすべてが美しいと感じたという。「まず旅館に着くと、親切な従業員らに至れり尽くせりの世話をしてもらえる」、そして、「チェックインすると即座に仲居が個室に挨拶に訪れ、お菓子とお茶をサービスしてくれる」といった一連の動作にも感動したようだ。

 旅館では、滞在中すべてにおいて快適になるよう心細やかに気配りしてくれ、「出かけるときには必ず数人の従業員が見送ってくれる。ドアを開け、靴を揃えて待っていてくれる」と、こうしたサービスも自国では味わえないと語る。

 食事は毎晩、部屋に運ばれ、夜には布団が敷かれる。なかでも心遣いで印象深かったのは、毎晩布団が敷かれたあとに、枕元に折り紙の鶴が置かれていることだという。「しかも女性の枕元には雌の鶴、男性には雄の鶴が置かれていた」と小さな心遣いに日本文化を感じたという。

 筆者は、「旅館を去るときに、人々のやさしさやもてなす心に触れて、感動するとともに謙虚になっている自分に気づいた」と語る。タクシーに乗るときまで、荷物を運ぶ手助けをして、タクシーが見えなくなるまで深々と頭を下げ見送ってくれた姿が長い間心に焼きついたという。

 ホテルとは趣きが異なる旅館。日本独自の文化「おもてなし」は世界にも注目されており、最近はこの「おもてなし」を求めて来日する海外からの観光客も少なくないようだ。筆者も旅館の従業員のおもてなしに満足した様子がうかがえた。



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