2013年5月4日土曜日

■【台湾ブログ】日本の卒業式定番ソング、「旅立ちの日に」感動!


【台湾ブログ】日本の卒業式定番ソング、「旅立ちの日に」感動!
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0504&f=national_0504_021.shtml
2013/05/04(土) 15:33

 日本で教師に就いた経験を持つ台湾人女性が、卒業式についてブログにつづった。滞在していた当時をなつかしく感じたようだ。

 数年前に日本に住んでいたというMichelle(ハンドルネーム)さんは、3月に日本人の友人のブログを読み、日本が一気に恋しくなったという。「友人の娘さんが高校を受験した。私のいる台湾では、学生の入学式は9月。卒業シーズンは6月なので、3月に特別な行事はない。でも日本の3月は別れの季節で、4月は新しい学年の始まり」と冒頭で述べた。

 そしてMichelleさんは、「桜の国・日本は本当に面白い国。昔の私は、桜はロマンチックで美しい花だと思っていましたが、今は違う。日本で何年も働くと、桜に物悲しさを感じてしまいました。日本人の影響です」とつづり、教師として日本の卒業式を何度も経験したと述べた。桜は別れの時期や新たな生活の始まりに咲く、と実感したようだ。「私が勤務していた学校は、市内で1~2を争う大きな学校で、卒業式には取材記者が毎回駆け付けるほど」など思い出を書き、「一番好きな日本の卒業ソングを紹介します」ということで、「旅立ちの日に」の動画をブログに張り付けた。「私は日本で教育を受けた訳ではないけれど、教師になってこの曲を聞いているうちに好きになりました」というMichelleさん。卒業式に参加する度に耳にして、感動を覚えたようだ。「SMAPも歌ったことがある」と補足し、日本では多くの人が知る卒業式の定番ソングであることを伝えた。

 ブログの最後には「今ではもうすっかり主婦になったけれど、日本で教師をしていた頃がなつかしい。とても楽しくて毎日大笑いしていました。今でも友人と当時のことをよく話しています」とつづったMichelleさんは、「もう離れてしまったけれど、日本が恋しい。日本には大変お世話になりました」と締めくくっている。

 台湾人でありながら、日本で教師という職に就いたMichelleさんは生徒たちとの触れ合いを通して、また台湾とは違う日本の教育制度などを知り、さまざまな異文化体験をしたことだろう。日本を恋しく思うあたり、大きなトラブルはなく新鮮で有意義な経験を積んだのではないか。Michelleさんが気に入った「旅立ちの日に」は、1991年に埼玉県の中学校職員によって作られた楽曲。どんどん広まり日本全国の学校で歌われるほかにも、幅広いジャンルの有名歌手たちがカバーしたり、CMや番組で披露したりと歌い継がれている。心に染みる名曲は、創作者を問わずまた国籍にも関係なく、人の心を動かす力があるようだ。

 ちなみに台湾の卒業式では、「仰げば尊し」のカバー曲「青青校樹」、李翊君の「萍聚」のほか、流行歌としてヒットした張學友(ジャッキー・チュン)の「祝福」、周華健(エミール・チョウ)の「朋友」などがよく歌われているそうだ。



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