2013年5月14日火曜日

■【台湾ブログ】新学期や新年度に多い五月病、自己調整で治療を


【台湾ブログ】新学期や新年度に多い五月病、自己調整で治療を
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0513&f=national_0513_030.shtml
2013/05/13(月) 12:18

 日本のアニメで「五月病」という言葉を知ったという台湾人が、台湾でも同じような現象があるという内容でブログを執筆。「心の病を克服してほしい」などとつづった。

 ブロガーのeggshell(ハンドルネーム)さんは、『キテレツ大百科』をテレビで見た時に出てきた「五月病」という病気が気になったとのこと。「五月病という言葉を聞いたのは、その時が初めてだった。浪人が続いた男性は普段から汚い格好をしているが、五月病になってさらに髪が乱れ、ひげをはやしっぱなしでだらしない。当時は五月病について知らなかったが、その姿を見て怖いと思ってしまった」と述べている。子どもでも見れるアニメであるが、浪人生の様が衝撃的だったのだろう。

 その後日本語の勉強を始め、五月病の詳細を知ったというeggshellさん。「環境に適応できないといった理由の精神反応で、人生の再出発や社会人一年生にはよくある症状らしい。日本の新学年と会計年度のスタートは4月であることに関係しているのだろう。最初の1カ月目はやる気にあふれている新人が、2カ月目に入って情熱が消耗し、ゴールデンウィークで休んだ後に仕事への意欲が失せる。五月後半は天気が不安定な上梅雨時期でくもり空も多くなり、気候のせいで気が滅入るのは当然かもしれない。電車の中で奇妙な人をよく見かけたものだ。都市全体の奇怪な現象と言っても良いかもしれない」とつづっている。日本滞在時に「狂った状況」と感じたことが多々あったようだ。

 そして台湾でも五月病が少しずつ広がってきているのではないか、と感じたeggshellさん。「今春就職した新社会人の1割が仕事に疲れ、4分の1が五月病になったと認めている、とインターネットの調査結果で見た」そうだ。最後には「残念ながら、五月病に効く薬はない。生活を少しずつコントロールするしか方法がないのだ。朝起きた時、人生の意味を考える余裕がなくなったと感じても、夏の訪れと共に治るかもしれない」と前向きな姿勢でいることを強調した。「元気を取り戻し、気持ちを整理してから病気を治してほしい」というのが、日本の五月病の情報を集めたeggshellさんからのメッセージだ。

 現代病という位置づけで、台湾でも五月病という言葉や症状が浸透していく現実もありそうだ。



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