【コラム】 中国での集客にはやっぱり「メシ(食)」が重要と感じた出来事
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0305&f=column_0305_014.shtml
2013/03/05(火) 10:37
漢書の「王以民為天、民以食為天」という言葉があります。有名ですね。
特に「民以食為天(民は食をもって天となす)」を曲解(?)し、「食在中国(食は中国にあり)」とともに、中国人にとって食事がどれだけ大切か、という例えに使われているのを良く見受けます。
今回は、やはり中国は「民以食為天」なんだなと実感した出来事を一つ。
上海万博跡地に、上海世博展覧館購物中心(通称「SHIBO MALL」)というところがあります。
場所は、上海万博のときは「主題館」、現在は「上海世博展覧館」というコンベンションセンターとして利用されている建物の地下にあり、2012年10月にオープンした地下鉄8号線「中国芸術宮」駅と、2013年5月ごろには地下で直結する予定となっている1万平米ほどの、中国では小規模なショッピングモールです。(将来的には地下鉄13号線の駅ともつながり、8号線の駅と13号線の駅をつなぐ地下通路になる予定です。)
こちら、もともとは2012年9月にオープン予定で準備を進めてきたのですが、もともと工事の進捗が押し気味だったところに当時の政治的状況等もあり、オープンがズルズルとのびて、現在、ようやく仮オープンといった状態になっております。
さて、この「上海世博展覧館」、現在は食事できる場所が極端に少ない状態です。なにせ弁当を買うのも大変な状態なので、来場者もスタッフも食事には大変な苦労をするわけです。
実は、「SHIBO MALL」内のフードコートは2013年3月オープン予定なのですが、1月中旬のイベント開催時に、フードコート出店予定のお店が、「上海世博展覧館」につながる「SHIBO MALL」の入り口で屋台を並べておりました。そうしたら、午前11時ぐらいには、すでに屋台には長い行列ができております。
特にこの日は寒かったこともあり、暖かい汁物はすごい売れ行きだったようです。売上金額を聞いて、「うわ、そんなに売れるのか!!」と改めて驚いた次第。
ちなみに、一番人気がなかったのが寿司。まあ、中国での寿司の人気がどうのこうのという問題ではなく、あんな寒い日であれば寿司好きの私でも寿司など食べずに暖かい汁物にしたと思うので、これは気候の問題でしょう。
そして、お腹を満たし、体を温めると財布の紐も緩むのか、弊社のテスト販売売り場のほうも、意外なものが意外に売れておりました。まあ、「上海世博展覧館」は、中国全土から人が来るわけで、旅行中は財布の紐が緩むのと同じ状況というのも関係あるのでしょうね。
まあとにかく、オープン前から「メシが一番、集客できるだろうなぁ」と関係者一同でいつも話してはいたのですが、その「メシ」の力を改めて思い知った出来事でした。
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