2011年11月2日水曜日

■【仏国ブログ】日本の接客「親切で完璧、客との信頼関係が前提に」



【仏国ブログ】日本の接客「親切で完璧、客との信頼関係が前提に」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1101&f=national_1101_078.shtml
2011/11/01(火) 11:29
 
 フランス人女性のブログ「Marion Chan」では、日本での接客態度についてつづっている。

 フランスでは、基本的に接客する側とされる側は同等という考えだ。また、店員などの職種は収入が少ないなど不満が生じ、これが接客態度にも反映されてしまうことがある。そのため、フランスを訪れた外国人旅行者はフランス人は接客態度が悪いという印象を抱くことがあると説明。

 フランスでは、パリ中心部のデパートや、高級ブランド店では冷たい態度での接客が行われ、フランス人が普段行くような店では、店員が同僚や友人との雑談に夢中で客がサービスを受けられないことも少なくないと伝えている。

 一方、筆者は日本ではまったく違う状況と語る。接客は完ぺきで、デパートでは客からお金を受け取り、店員がレジに行き会計を済ませ、包装された品物とおつりを持ってくる。フランスでは、店員はここまで親切ではない上、会計の場所以外で現金を渡したらそのまま持ち逃げされるかもしれないという客側の懸念もあり、信頼関係の上で成立するこのサービスはフランスではありえないことだとの見方を示している。

 そして、日本では店員の接客教育が徹底しており、おじぎの角度まで教育されるという事情も伝えている。また接客コンテストなどが開催されるなど、接客の質の向上を促すイベントも存在していると記している。

 日本での接客には基本的に好印象を抱いている筆者だが、開店時にデパートに入店したときはとまどいを感じたという。店員が入り口や売り場などに立ってあいさつをしている姿を見て、少し行き過ぎに感じられたと述べている。

 サービスの質は各国で異なるが、日本の場合は一般的に評価が高く、これが日本への好印象にも大きく貢献していることがうかがえる。



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