■「観光活性化させたい」 松井・桜井新市長が初登庁 奈良

「観光活性化させたい」　松井・桜井新市長が初登庁　奈良
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111203/nar11120302580001-n1.htm
2011.12.3 02:58

　１１月１３日投開票された桜井市長選で初当選した松井正剛新市長（５８）が２日、初登庁し、玄関前で市民らの出迎えを受け、職員から花束が手渡された。

　松井市長は登庁式で約２００人の職員を前に「景気回復が遅れて国が地方交付金を減額する動きがあり、市もさらなる改革が必要だ」と述べ、「市民や職員との信頼と対話を大切にしながら、選挙戦で掲げた公約を着実に進めていきたい」と語りかけた。

　就任後の会見では、市内の幹線道路沿いに「道の駅」を建設し、地場産業を支援する拠点にしたい考えを改めて示した。建設については、民間資金や経営手法を活用するＰＦＩ方式での整備・運営などを検討するとした。

　また、邪馬台国の有力候補地である纒向（まきむく）遺跡を観光資源として活用し、将来的には宮殿を復元させる構想にも言及。松井市長は「桜井の観光資源を結ぶ周遊バスの運行などで、桜井観光を活性化させたい」と今後の方針や抱負を語った。