2012年2月9日木曜日

■LCCのジェットスター 7月成田就航 地元は観光活性化期待


LCCのジェットスター 7月成田就航 地元は観光活性化期待
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819490E2EAE2E4E38DE2EAE2E0E0E2E3E09EE5E3E2E2E2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E0E4E6
2012/2/9 4:00 日経Web

 日本航空と豪カンタスグループ、三菱商事が共同出資する格安航空会社(LCC)、ジェットスター・ジャパン(東京・千代田)による成田空港を拠点とした国内線の運航開始が7月3日に決まった。地元の千葉県や成田市では観光などへの波及効果に期待が高まっている。

 ジェットスター・ジャパンは成田と関西、福岡、札幌、沖縄を結ぶ路線を順次運航する。国際便への乗り継ぎ客に加えて、首都圏へのビジネスや観光利用が見込まれる。千葉県は「就航を活用した経済活性策を考えたい」(観光課)と意気込む。

 県は空港に関連した民間企業と共同で協議会を発足。企業誘致につなげる経済特区の設置や成田に到着したLCCの利用者が素早く都心に行けるよう、鉄道や高速バスのダイヤ見直しなどを検討している。

 成田空港のおひざ元の成田市は「LCCは観光利用の客が多いはず。成田山新勝寺などを中心に成田市をPRしたい」(観光プロモーション課)という。

 成田市ではLCCのスカイマークが2011年10月に就航させた成田―旭川便で、徐々に観光利用が増加。成田市内のゴルフ場には冬季のゴルフが難しい北海道旭川市などからの利用客の予約が増えている。「大きなパークゴルフの大会も予定されている」(観光プロモーション課)という。

 空港周辺のホテルも利用増を期待する。マロウドインターナショナルホテル成田(成田市)は「首都圏での観光をセットにした宿泊プランなどを考えたい」と話している。


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