2012年2月15日水曜日

■足元の大地が消える…人口300人の村で地面陥没58カ所=湖北


足元の大地が消える…人口300人の村で地面陥没58カ所=湖北
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0214&f=national_0214_192.shtml
2012/02/14(火) 17:45
  
 湖北省黄石大冶市の金山店鎮馬壟村李万湾では地面の陥没が相次いでいる。これまでに58カ所に達した。耕作地も満足に利用できなくなり、住民にとっての「生存の危機」という。中国新聞社が報じた。

 住人の胡孝発さんによると、2010年春に田植え作業をしている時、足元の地面が落ち込み始めた。おどろいて、農機具を放り投げ、作業をさせていた牛とともに逃げ出したという。十数メートル進んで後ろを見ると、自分のいた場所が「大きな穴」になっていた。

 同じく住人の李華松さんは2011年末に排水溝を修理していた際、地面が強く揺れ始めるのを感じ、急いで逃げた。振り返ると、自分のいた場所と周囲100平方メートル余りが陥没して穴になっていた。

 その他、地面の陥没のために家屋に亀裂が走り、住めなくなった例もある。同地区では稲作農業が盛んで、陥没のために耕作できなくなった水田も多い。

 中国共産党金山店鎮委員会の張紅兵副書記によると、近くの鉱山が同地区の地下で採掘したために地面の陥没が発生しているとみられる。現在は専門家が地質調査を進めており、報告を待って対策を練るという。



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