2012年5月22日火曜日

■【仏国ブログ】日本人の独特の宗教観「神道と仏教を信じる」


【仏国ブログ】日本人の独特の宗教観「神道と仏教を信じる」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0522&f=national_0522_019.shtml
2012/05/22(火) 10:02
       
 日本を旅行しているフランス人のブログ「Le Petit Monde de Charles, Michele」では、日本の宗教事情について、訪問した寺社や神社での体験をまじえながら紹介している。

 筆者は、日本では神道と仏教が主な宗教となっていると紹介。フランスや欧米諸国では個人が宗教に属する場合は基本的に1つであり、ほかの宗教施設を利用したりすることはほとんどない。

 しかし日本では、結婚は神道の神社で行い、死亡してからは仏教のお寺にお墓をもつケースもあり、2つの宗教がほとんど一体となって日本人に親しまれている独特の宗教観を紹介している。

 神道と仏教はそれぞれ、自然や祖先、家族を敬うことを教えているが、これは日本人の生活に浸透しているようだとの見方を伝えている。訪れた寺院の内部が、むきだしの木の柱で組み合わせられていた様子を写真を掲載して紹介。自然の素材をそのまま使うことで、自然への敬意を表しつつ、シンプルな美しさを併せ持ち、また地震などの自然災害にもうまく対応できる合理性もあると、好印象をつづっている。

 またほかに、訪れた神社の手水舎で手や口を清める参拝者の姿や、さい銭箱、おみくじ、そして仏教寺院の東大寺大仏殿では、柱の穴をくぐる子どもの姿など、両方の宗教の様子を伝えている。

 2つの宗教をほぼ同等に扱い、行事などに参加する日本人の独特な宗教観に、関心を抱いている様子がうかがえる。



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