2012年12月7日金曜日

■【米国ブログ】日本での生活「ハイテク社会なのに手書きが多い」


【米国ブログ】日本での生活「ハイテク社会なのに手書きが多い」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1207&f=national_1207_010.shtml
2012/12/07(金) 11:01

 日本に滞在中の米国人男性が、各国の文化情報を提供するブログサイト「cracked」で、日本に住むまで知らなかった環境や習慣などについてつづっている。

 筆者は日本に住んで2年になる。米国在住の友人たちから。日本はハイテク先進国でさぞ最先端の生活をしているのだろうと思われているという。筆者は実際に住んでみて、「本当にその通りで、日本は地球上で最も面白い場所」と記しながら、日本の生活のいい面や悪い面について述べた。

 まず、筆者は日本に住みたくなる理由はたくさんあると述べ、犯罪率の低さや、公共交通機関が充実していることなどを挙げた。また日本では思いがけない場面にも出くわすとし、「ウサギの耳をつけた少女」や「ピースサインで写真撮影をする大人」を見て衝撃的だったと心境を語った。

 ただ生活環境では不満もあるようで、特に驚いたのは家の寒さだという。米国では、日本といえばテレビや映画で常に科学技術と発明の国として知られるという。それにもかかわらず、家やアパートはセントラルヒーティングや断熱材が欠乏していることに驚いたようだ。「夏は30度を超えるため、風通しの良い建物になっているが、冬は残念ながら凍った空気が入ってくる」と述べた。

 病院で不便だと感じたのは、診察時間が短かすぎることだという。6時以降と週末は診察していない上、ほとんどの病院は予約ができない。窓口で予約して長時間待合室で名前を呼ばれるまで待たなければならないと記した。

 そのほかには、仕事上の書類はEメールを使用しないことも多く、ファックスか郵送で行うことや、書類への記入に手書きが多いことも意外だったようだ。

 それでも筆者は、日本に住みたい理由について、迷わず「目を釘付けにする面白さがあるから」と語っている。日本はハイテクというイメージが先行しているが、実は昔ながらの方法や習慣が重視されている面もあり、新旧が混在していると感じたようだ。



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