2014年1月31日金曜日

■日本は中国人観光客からの「お年玉」を期待=旧正月の旅行シーズンがいよいよ到来―中国メディア

日本は中国人観光客からの「お年玉」を期待=旧正月の旅行シーズンがいよいよ到来―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82629&type=
2014年1月30日 23時39分
レコードチャイナ

2014年1月30日、人民網は「日本の観光業は中国の春節の“お年玉”を期待する」と題する記事を掲載した。

日本の観光庁が発表したデータによると、2013年に日本を訪れた外国人観光客は前年比で24%増加し、1036万人となった。円安やビザ緩和の影響もあり、初めて1000万人を超えた。旅行業界は今年も円安傾向が続くと予測しており、2014年の訪日外国人数は1180万人に達するとみている。

東京浅草の記念品を扱う商店やレストランの経営者は、今年の中国の春節の日付を気にしていた。ある店の店主は、春節期間中は中国語がわかる従業員を雇うのだという。また、旅行業界関係者は、昨年末の安倍首相の靖国参拝が中国人観光客減少につながるのではと心配していた。しかし、中国人にとって最大の目的地であったタイで大規模なデモが起きたため、一部が日本に流れてくるだろうと期待している。

観光庁の訪日外国人消費動向調査によると、中国人観光客の日本での消費額は平均11万3700円で最高だった。なかでもカメラやパソコンなどの家電は人気で、日本の販売業界にとって重要な顧客であり続けている。

訪日外国人の消費活動はGDPの統計上では内需に属する。内需不足の日本経済にとって、訪日外国人観光客の拡大は切実な課題だ。日本政府が今夏をめどに策定を予定している行動計画の草案では、東南アジアやインドへのビザ緩和のほか、全体の40%を占める中国と韓国との関係改善が非常に重要だとしている。



■タイ情勢、観光業に打撃、旧正月連休控えた中国人からキャンセル相次ぐ―米メディア

タイ情勢、観光業に打撃、旧正月連休控えた中国人からキャンセル相次ぐ―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82523&type=
2014年1月29日 17時3分
レコードチャイナ

2014年1月27日、米ブルームバーグによると、タイの反政府デモ隊による首都封鎖の影響で、31日から始まる春節(旧正月)休暇期間中の中国からタイへの旅行はキャンセルが相次ぎ、観光業への影響が懸念されている。参考消息網が28日付で伝えた。

タイのソムサック観光・スポーツ相は23日、1月に同国を訪れる観光客が半減し、100万人程度になる見通しを明らかにした。タイ観光協議会によると、中国が先週、国民に抗議活動が行われている地域を避け、不必要な旅行を考え直すよう警告したため、観光収入が最大225億バーツ(約700億円)減少する可能性があるみられている。

タイ政府の統計によると、昨年バンコクを訪れた中国人観光客は前年比46%増の約420万人に上った。ソムサック観光相は「例年であれば、春節休暇中に約30万人の中国人観光客が押し寄せる」とした上で、「今年は航空各社が特に中国便を中心に減便すると見込んでいる」と語った。

タイの旅行業協会によると、バンコク近郊の二つの国際空港では、外国人入国者の4人に1人が中国本土、香港、台湾からだという。

プーケット島とバンコク旅行を取り止めた武漢市の男性は「婚約者と行く予定だったが、現地の情勢が不安でキャンセルした。香港行きに変えた」と話している。




■秋葉原からソウルに乗り換え?韓国でも中国人観光客が炊飯器を買いまくる!―韓国紙

秋葉原からソウルに乗り換え?韓国でも中国人観光客が炊飯器を買いまくる!―韓国紙
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82609
2014年1月31日 7時30分
レコードチャイナ

2014年1月29日、韓国紙・朝鮮日報(中国語電子版)によると、旧正月を目前にした韓国で炊飯ジャーの人気が高まっている。旧正月(春節)の大型連休を利用して韓国を訪れる中国人観光客が増えると予測されており、炊飯ジャーメーカーはそうした中国人客を狙った商品に注力している。

今年の旧正月連休は1月31日~2月6日だが、韓国観光公社は29日、連休中に韓国を訪れる中国人観光客が8万人を超えるとの試算を発表。炊飯ジャーは以前から中国人観光客の人気が高く、ソウル新羅免税店の関係者は「昨年の販売高は前年の3倍だった」と話し、今年はそれ以上の売り上げを見込んでいる。

とりわけ人気が高いのは韓国の2大メーカー・CUCKOOとCUCHENの炊飯器。免税店での売り上げは年々増加の一途をたどっており、CUCKOOの関係者は「免税店で炊飯器を購入しているのは95%が中国人で、2011年ごろから急激に増えた」と話している。CUCHENも同様に売り上げが伸びており、関係者は旧正月で中国人観光客向けの販売が高まると期待の声をあげている。

両社とも新羅免税店に出店しており、中国人客向けに中国語での接客担当者を配置するなどのサービスを提供しているが、人員を増やすだけでなく製品そのものに中国でのガイド機能を加えたり、割引や景品をつけたりするなどの対応をとって販売を伸ばそうとしている。CUCKOOはさらに中国語の取扱説明書を添付するほか、中国でもアフターサービスが受けられるようにしている。



■「お台場カジノ」実現なるか?アジアでカジノ建設ブーム、日本と台湾も参入―韓国紙

「お台場カジノ」実現なるか?アジアでカジノ建設ブーム、日本と台湾も参入―韓国紙
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=82610&type=
2014年1月31日 7時10分
レコードチャイナより

2014年1月28日、韓国紙・中央日報(中国語サイト)によると、アジアでカジノ建設がブームとなり、シンガポールに続いて日本と台湾が参入しようとしている。

2000年に韓国が江原ランドカジノをオープンしたのを皮切りに、翌2001年にはインドで船上カジノの許可が下りるなどしたが、今回のカジノブームはそれを上回る勢いだという。ブームのきっかけはシンガポールでの成功が背景にある。2010年に2カ所のカジノがオープンし、開業2年で観光収入が倍増した。外国人観光客も50%近く増え、新たな雇用は3万5000人分増えたほか、失業率が2009年の3.0%から2012年には2.0%に下がった。

こうした動きにいち早く積極的に反応したのが日本だ。2013年12月、自民党は維新の会などと共に「カジノ合法化」に向けた法案を衆議院に提出した。独国際ラジオ放送ドイチェ・ヴェレは1月1日、「日本が『カジノ』という名の賭博を計画している」と特別報道を行い、「税収減少や赤字国債増加の解消を目的にカジノの合法化を進めている」と報じた。

2020年東京五輪の決定もカジノ建設を後押ししている。政府は競技場とインフラ建設の資金20億ドルにカジノ税を充てる計画で、米ラスベガスの投資銀行ユニオン・ゲーミング・グループは「合法化されれば年100億ドル(約1兆円)の売り上げが見込める」としている。年150億ドルに達するとの予測もあり、自民党は遅くとも2015年までに法案を通過させようとしている。許可が予想されるカジノは4カ所で、世界的なカジノ会社も参入を図っているという。

日本だけでなく、台湾でもカジノ計画は進んでいる。馬祖列島を「第2のマカオ」とする計画で、台湾当局は1日に「2019年までにカジノをオープンさせる」と発表。マカオのカジノは2013年に452億ドル(約4兆5200億円)を売り上げ、過去最高を記録している。また、スリランカやロシアのウラジオストクなどでもカジノ開発が進められており、世界的なカジノ市場の中心がアジアに移行しつつある。


■【韓国ブログ】納豆を美味しく食べられるようにする4つの方法

【韓国ブログ】納豆を美味しく食べられるようにする4つの方法
http://blog.searchina.net/node/3478
サーチナ

 「納豆」は大豆を発酵させた日本独自の食べ物だ。ねばねばとした粘りと独特な匂いを持っているため、日本人でも好き嫌いが分かれる。実は韓国でも納豆に似た食べ物が古くから食されている。「清麹醤(チョングッチャン)」という大豆を発酵して作られる食品だ。

 ただ発酵に使われる菌が異なるため、納豆のような粘りはない。そのため納豆のようにご飯の上にかけて食べるということはなく、ジャガイモや玉ネギと一緒にチゲ(鍋)にして食べる。ただし匂いは納豆よりも強烈で、こちらも韓国内では好き嫌いが分かれる。

 日本で暮らす韓国人ブロガーのナララポ(ハンドルネーム)さんは、「納豆は韓国の食べ物とはまったく違う食べ物であり、食感や味など一度も味わったことがないものだ」と述べ、韓国人にとっては未知の食べ物である納豆の食べ方を4つ、ブログで紹介した。

 1)「マヨネーズを混ぜる」。納豆には特有の匂いがあるが、マヨネーズを混ぜることで少なくなる。納豆嫌いな人にオススメの方法。

 2)「レモン汁や酢を加える」。マヨネーズと同じように、レモン汁や酢を入れても、やはり匂いが抑えられる。

 3)「キムチと一緒に食べる」。韓国人が大好きなキムチを混ぜることで、納豆をおいしく食べられる。どちらも発酵食品だが、キムチの乳酸菌と納豆が出会うと栄養価が高まるとされる。

 4)「油で揚げる」。油で揚げると、納豆の匂いが減るだけでなく風味も良くなる。そのまま揚げても良いし、油揚げに入れたり、海苔にまいて揚げても良い。ただし栄養素が抜ける可能性がある。

 いろいろな食べ方を紹介した筆者だが、自分はみじん切りにしたネギと醤油、卵の黄身を入れて食べるのが一番好きなのだという。筆者のブログには、納豆の栄養について紹介する「日本人の健康法、1日1パックの納豆パワー!」と題したエントリーもあり、かなりの納豆好きとみられる。



■【台湾ブログ】初海外旅行で日本の温泉・・・高機能トイレに感動

【台湾ブログ】初海外旅行で日本の温泉・・・高機能トイレに感動
http://blog.searchina.net/node/3477
サーチナ  2014.01.31

 初めての海外旅行として兵庫県の城崎(きのさき)温泉にやってきた台湾人女性の〓〓兔さん。一緒に旅をしたのは2人の姉妹だったそうで、筆者を含めた三姉妹が城崎温泉での楽しい温泉旅行をブログで紹介している。(〓は口へんに「米」)

 旅館や温泉で目にするあらゆるものが日本らしさを感じさせ興奮したと語る筆者。宿泊先は四季が香る旅館ということで、部屋に入るための引き戸や畳などを含めて、「日本が溢れていた」と興奮した様子。

 畳の部屋にある座卓や座椅子に「とっても可愛い」と興奮、さらに「掘り炬燵(こたつ)」を発見すると「ちびまる子ちゃんで見たことがある」と大興奮だ。筆者は「掘り炬燵」が初めてだったようで、足を楽に伸ばせる造りに「身も心も暖かく、幸せな気持ちにしてくれるすばらしい発明」と大絶賛している。

 また、日本のトイレにも魅了されたらしい筆者は、ブログにわざわざトイレの写真も掲載している。以前に姉から「日本の洗浄機能付き便座はスゴイ」と聞いていたという筆者だが、当時は関心がなくて鼻で笑っていたという。しかし、旅館で自ら体験してみると、便座の温かさ洗浄機能の便利さに「これは最高にすばらしい!」と感動。台湾に帰ってからもっとも恋しく思ったのは日本のトイレだったそうだ。

 その後、三姉妹は浴衣を着て外湯巡りへ。浴衣を着ているだけで心が沸き立ったらしく、浴衣を着てゲタを履いているその様はまるで日本人のようだ。文章からも親日家であることが伝わってくる三姉妹だが、「見た目だけでも日本人になって温泉を楽しめたことが本当にうれしかった」ようで、「ほんとうに楽しかった」、「HAPPYだった」などと大喜びしている。



■【中国ブログ】日本でショッピング・・・「百円均一」がお気に入り

【中国ブログ】日本でショッピング・・・「百円均一」がお気に入り
http://blog.searchina.net/node/3464
サーチナ  2014.01.31

 日本政府は外国人旅行者向けの消費税免税制度が改正することを決定した。外国人旅行者に日本でのショッピングをより魅力的に感じてもらうための取り組みで、1店舗で5000円以上の買い物をすると全品目に対して消費税が免税となる。また、今回の制度改正を契機として、現在都市部に集中している4000店舗の免税店を地方にも拡大する方針だ。

 外国人旅行者にとっては朗報であるが、とりわけ中国人観光客にとっては魅力的な制度と言えよう。ショッピングにおける中国人観光客の「大人買い」は有名であり、テレビなどでは「爆買い」などと表現されるほどだ。2013年は日中間の冷え込みから中国人観光客が大きく減少したが、免税制度の改正を機にショッピング目的の観光客が回復するかもしれない。

 中国人ブロガーのniu在路上_0513(ハンドルネーム)さんは、買い物で日本を訪れる個人旅行がお勧めだと綴っている。個人観光ビザは取得のハードルが高いため、多くの中国人観光客は団体観光ビザで訪日しているが、すべての行程が事前に決まっているため自由度が少ない。その点、個人旅行は自分で計画しなければならないが、自分の好きな店で買い物ができる利点がある。

 筆者のお気に入りはブランドショップや家電量販店などではなく、何と100円均一ショップだ。多くの商品が中国製であるものの、良質であり、何よりも種類が豊富で「何でも揃う」と筆者の一押しらしい。また、スーパーマーケットは中国と大きく変わらないが、閉店間際になると大幅な割引をする点がたまらないらしい。消費期限に気をつければおいしいものが安く手に入ると紹介している。

 また、コンビニエンスストアも「日本では欠かせない存在」だという筆者。商品を購入できるほかに、さまざまなサービスも提供していて本当に“便利だ”と絶賛している。筆者はさらに魚屋や八百屋などにも言及し、確実に安心で新鮮なものが手に入ると紹介、「ちょっと覗いてみるだけでも、日本文化を理解することができるだろう」と語っている。

 一般的に中国人観光客が買い物をするうえで、家電量販店や百貨店、ブランドショップなどが人気とされているが、筆者が紹介している買い物場所はいずれも一般的な人気スポットとは異なる。知名度に関係なく、商品の質と価格を客観的に判断したうえで、良いものは良いと主張している筆者のブログから、経済成長を背景に中国人の消費態度が成熟していることが見て取れた。



■【中国ブログ】日本の「おでん」は格別に美味しかった

【中国ブログ】日本の「おでん」は格別に美味しかった
http://blog.searchina.net/node/3474
サーチナ  2014.01.31

 寒い時に食べたいものとして「おでん」を挙げる人は多いのではないだろうか。最近ではコンビニエンスストアでも購入できるため、食べたいときにはいつでも熱々のおでんを食べて温まることができる。さらに、おでんの缶詰もあるぐらいだから、日本人の国民食とも言えるだろう。

 仕事で日本に数日滞在したことがあるという中国人ブロガーの「〓俊不綉鋼」さんは、日本でたくさんおいしいものを食べる機会があったそうだが、「特においしかった日本料理はおでんだった」とふりかえり、「東京に来ることがあったら是非おでんを食べてみて」と勧めている。(〓は門構えに虫)

 それもそのはず、筆者が訪れたのは東京・麻布十番にある創業90年以上の老舗おでん専門店だ。わずかな滞在期間にもかかわらず、筆者は良い店を選んだと言えよう。暖簾をくぐると優しい目をした女性店主がいて、メニューがおでんのみということに驚いた様子の筆者。筆者が訪れた日は客が多かったようで、こじんまりとした店舗に客がひしめき合いながら絶品のおでんをいただいたことが楽しい思い出になったようだ。

 おでんは中国でも「関東煮」として親しまれている。具や形に違いはあるものの味は日本のおでんに近く、串に刺して気軽に食べられる「軽食」というジャンルを確立している。

 おでんは関西地方で「関東煮」、「関東炊き」と言われることが多い。中国には、日本の関西地方のことばが入ったと考えられる。「関東煮」、「関東炊き」は当て字で、もともとは広東風のごった煮を真似した料理であったため、「かんとん煮」、「かんとん炊き」と呼ばれていたとの説もある。

 しかし、中国の「関東煮」と日本で食べる専門店のおでんは味が違ったようだ。「日本のおでんは格別においしかった」と感動を綴っている。大根、練り物、もち巾着、各種野菜、こんにゃくなどが香りの良い澄んだだしの中でうまみを吸って、とても美味しかったという。
 
 なお、「おでん」は台湾住民が古くから使う台湾語(福建方言に近い)では「黒輪(オーリェン)」と呼ばれる。日本のおでんとは味がかなりっているが、日本統治時代に伝わった可能性が高い。

 日本人の大好きなおでんが、国を超えて理解され、愛されているのは嬉しい限りだ。外国人旅行客には、ぜひ日本のおでんを食べてみてもらいたいものだ。



2013年11月15日金曜日

■これが手から出る音だと…… 世界中が絶賛 日本人ハンドフルート奏者の演奏が感動的

これが手から出る音だと…… 世界中が絶賛 日本人ハンドフルート奏者の演奏が感動的
http://news.infoseek.co.jp/article/itmedia20131114093nl
 ITmedia(2013年11月14日19時22分)

 手を使って笛のような音を出すハンドフルート(手笛)という奏法をご存知でしょうか?
 YouTubeに投稿された日本人ハンドフルート奏者の演奏が感動的だと世界中で話題になっています。

 演奏者はハンドフルートとピアノのデュオ「CHILDHOOD」の森光弘さん。お祈りをするように手を組み、そこに息を吹き込んで音を鳴らすのですが、その音色は手から出ているとは思えないほど美しいもの。オリジナル曲から「星に願いを」「ふるさと」など定番の曲のカバーまで、情感たっぷりに演奏されています。

 YouTubeに投稿された動画は、日本人だけでなく世界中で人気に。「美しい……」「さすが日本人だ」「手の中にフルート飼ってるとしか思えん」など、称賛のコメントが多数寄せられています。

動画
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=QiIj2gDzaNI




■【仏国ブログ】高野山で座禅を体験、ただし宿泊料金は少し高め

【仏国ブログ】高野山で座禅を体験、ただし宿泊料金は少し高め
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1113&f=national_1113_024.shtml
2013/11/13(水) 11:27  サーチナ

 フランス人男性が、ブログ「Julia Chou」で、和歌山県の高野山を訪れたことをつづった。

 筆者はまず、「高野山は標高1000メートルほどの山で、ケーブルカーで気軽に登ることができる」と紹介。また、「数えきれないほど多くの寺院があり、中には宿泊施設のついたものもある」と述べ、宿坊の存在を説明した。

 ただし、その宿泊料金は、少し高いと感じたようだ。筆者は有名ホテルで、「普段なら400ユーロ(約5万円)のところ、100ユーロ(約1万3000円)で提供されていた部屋に宿泊した」と述べており、設備やサービスが整ったホテルと比較しているところが面白い。筆者が高野山で宿泊した寺院は、1人1泊約100ユーロで確かに値段が少々高めに感られるかもしれないが、訪れた時期が紅葉真っ盛りだっただけに、シーズン料金だった可能性も考えられる。

 また、寺院に宿泊した際、「食事は菜食主義であり、朝6時と夕方6時には座禅の時間が設けられていた」とつづった。さらに、「部屋はスライド式の紙の敷居で分かれているが、この敷居は触らないほうがよさそうだ」と述べ、日本のふすまがひとつの部屋で「壁」のような働きをしていることへの驚きをも示した。また宿泊した部屋には、「電化製品は一切なく、当然暖房もなく、値段のわりには快適とはいえなかった」と述べ、少しがっかりした様子を示した。

 そもそも、宿坊は僧侶が宿泊するための施設であったのだが、時代の流れとともに寺社を参拝する一般人も宿泊させるようになったといわれている。すなわち、本来であれば旅館やホテルのような「お・も・て・な・し」が存在しなくて当然のこと。それにもかかわらず、掲載されている写真を見るかぎりでは、充分すぎるほどの“サービス”を受けているように見えるのは気のせいだろうか。

 筆者は翌日の観光の様子について、「数えきれないほど多くの墓石が密集しており、まるで何かの映画の中に入ってしまったような気分だった」と表現し、写真とともに紹介した。フランスと日本の墓石だけでも大きな違いがあるのに、さらにそれが密集した光景は圧巻だっただろう。筆者は高野山での散策を楽しんだようで、「途中ですれちがう日本人は、皆感じがよく親切だった」と述べた。

 筆者のブログからは、近代的な設備やサービスが整ったホテルと、電化製品もなくシンプルな生活を享受することに価値を見いだす寺院の宿泊施設に対して、その金額が同じだったことに違和感を感じた様子が見られた。しかし、寺院での宿泊施設では、普段は体験するのが難しい、座禅の経験や精進料理を味わう機会が得られるという付加価値がある。これを求めてやってくる日本人が多い中、西洋人が必ずしも同じ価値観を持っているわけではないということが分かる。



■【米国ブログ】日本のコンビニは「米国と比較にならない便利さ」

【米国ブログ】日本のコンビニは「米国と比較にならない便利さ」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1114&f=national_1114_032.shtml
2013/11/14(木) 13:09  サーチナ


 米国人男性が、ブログ「IntrovertJapan」で、日本のコンビニの食べ物やサービスについてつづった。

 今や世界中のほとんどの国で見かけることのできるコンビニだが、筆者はブログで、日本のコンビニは一味違うと説明した。

 筆者は、「日本のコンビニに行くことは、ガソリンをプレミアムにアップグレードするような感覚」と述べ、日本のコンビニが海外で見られる一般的なコンビニと比べて優れていることをガソリンのグレードに例えて表現した。

 現在のコンビニ(コンビニエンスストア)の原型は、米国で始まったとされる。それは、ガソリンスタンドやアパートメントなどの集合住宅ビルによく併設され、簡単な軽食や生活用品が販売されている食品雑貨小売店だった。それが日本に持ち込まれて発展し、小さな店舗で多種多様な製品を扱う小売業「コンビニ」として定着した。最近では、日本からこのコンビニのシステムが逆輸入される形で、米国などでも展開されつつある。

 筆者は、コンビニで販売される食べ物について、「ほかの店より健康的というわけではないものの、確実に良い」と述べ、特におにぎりとおでんに注目した。

 おにぎりは、「シンプルだが、おなかをすかした子供や夫を満足させる食べ物」として紹介。中でも、明太子などの日本独特の具ではなく、最初はサケやツナなどから試すことをすすめた。魚卵を苦手とすることが多い米国人向けのアドバイスのようだ。

 また、おでんについて「日本以外ではあまり知られていないが、今後もっと紹介されるだろう」と述べた。温かい日本独特のダシで煮込んだ冬のおでんは「びっくりするほど健康的な食べ物だ」と述べた。

 筆者はさらに、公共料金の支払いや各種チケットの購入、ATMも設置されていると、日本のコンビニの便利さについて伝えた。

 ブログには、「おなかがすくといつだってすぐにコンビニに飛び込んで買い物をし、またすぐに観光に戻るんだ」、「米国のコンビニとでは比較にならない便利さだ」などのコメントが寄せられた。

 日本中の街角で見かける「コンビニエンスストア(便利な店)」は、その名の通り、確かに非常に便利な店だが、その特徴はそれだけに留まらない。最近では、コンビニの食べ物も、季節や栄養バランスが考えられ、新鮮でおいしいものが増えており、各コンビニチェーンは独自の商品開発に余念がない。
 
 さらに、筆者が指摘するような本来の小売業以外のサービスの充実も年々進み、日本で暮らす人々の生活をますます手軽なものにしてくれている。
  
 例えばローソンでは、2011年から「まちかど厨房」なる店内調理サービスを備える店舗を増やしている。品質と味の良さが話題になり、多くのメディアで取り上げられている。

 これほどのサービスは日本に特化したものであり、他国ではほとんど見かけることがなかった。しかし、日本のコンビニシステムは世界に向けて輸出され、広がり始めている。今後は世界各地で、日本と同様の充実したサービスのコンビニを見かける日がくるかもしれない。



■中国ネット上でフィリピン支援反対の声、外務省「世論反映せず」

中国ネット上でフィリピン支援反対の声、外務省「世論反映せず」
http://news.infoseek.co.jp/article/14reutersJAPAN_TYE9AD09Q
ロイター(2013年11月15日08時54分)

[北京 14日 ロイター] -中国外務省の秦剛報道局長は14日、台風30号が直撃したフィリピンに対し、中国政府は援助すべきではないとの声がインターネット上で広がっていることについて、ほとんどの国民の意見を反映しているものではないとの見方を示した。

世界第2位の経済大国となった中国は当初、中国赤十字社からの支援金も含め、20万ドル(約2000万円)を提供すると発表。これは日本や英国などと比べると極めて少ない額だった。

中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」では、中国政府による支援に反発する意見が相次ぎ、「彼らに何も与えるな」「過去に十分与えている」などと書き込まれていた。中国は南シナ海の領有権問題をめぐり、フィリピンと緊張関係にある。

秦氏は定例記者会見で、「あなた方がネット上で、どれほどのコメントを見たかは分からないが、フィリピンの置かれている状況を理解し、同情を感じている中国国民が大多数を占めていると信じている」と述べた。

また、同氏はテントや毛布など1000万人民元(約1億6400万円)相当の追加支援を行ったことを明らかにした。




■前代未聞だった現代自の欠陥新型車 雨漏り、燃費水増し…お粗末なクルマづくり

前代未聞だった現代自の欠陥新型車 雨漏り、燃費水増し…お粗末なクルマづくり
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131111-00000507-san-bus_all
 11月11日(月)6時0分 産経新聞

 韓国の自動車大手、現代自動車の新型車に雨漏りという前代未聞の欠陥が発覚し、業界関係者をあきれかえらせている。あまりにもお粗末なクルマに怒りの収まらない一部の購入者がソウル中央地裁に提訴する事態に発展。自動車メーカーとして製造の基本姿勢が問われるだけに、企業イメージを著しく低下させるのは間違いない。「欠陥車というよりも“欠陥企業”なのでは…」。業界内からはそんな厳しい声も聞こえてくる。

 「オープンカーの布に穴が空いていたんじゃあるまいし…。昭和30~40年代の日本車でも雨漏りなんて考えられません」。日本の自動車メーカーの広報担当者は、半ばあきれながら皮肉まじりに、韓国・現代自動車の雨漏り問題に対してこう話した。現代自の新型SUV(スポーツ多目的車)「サンタフェ」で発覚した前代未聞の雨漏り問題。韓国の有力紙、朝鮮日報(電子版)によると、『新型サンタフェは今年4月に発売され、6万台近くが売れた。しかし、今年夏からトランクや後部座席に雨漏りするとの抗議が相次ぎ、論議を呼んでいた』という。

 現代自側は、8月に公式に謝罪し、無償修理を約束するとともに、保証修理期間を5年に延長した。しかし、購入者34人は10月17日、現代自を相手取り、雨漏りの欠陥がある車両を新車と交換するよう求める訴えをソウル中央地裁に起こした、と朝鮮日報は報道している。韓国のみならず、日本でも欧米でも自動車のトラブルは少なくなく、メーカー各社は重大事故を防ぐためそれぞれの監督官庁にリコール(回収・無償修理)を届け出ている。ただ、その大半は電子系統、ブレーキ関連で、雨漏りというのは異例だ。実際、自動車で雨漏りは起こるのか? 

 「天井にサーフボードなどを載せるためのルーフキャリアを付ける際、穴をあけたことで雨漏りする可能性はあるかもしれない。また、長期間にわたって使用し、さびが原因で穴ができることもあり得る」。日本車ならば昭和30~40年代製でも雨漏りはあり得ないと話した前出のメーカー関係者はこう説明した上で「しかし、新車で雨漏りはありえないですね」と話す。また、別の国内自動車メーカーの関係者も「車体などの組み付け後、雨漏りがあったとしても出荷前に水をかける検査で見つかるはずだ」と述べ、検査工程のあり方など現代自のものづくりについて疑念を呈す。

 事実、現代自のクルマはこのところトラブルが頻発している。昨年11月、米環境保護局は現代自とグループの起亜自動車が米国で販売した自動車約90万台について、実際よりも高く燃費性能を表示していたとする調査結果を発表した。いわゆる燃費性能の“水増し”で、ガソリン1ガロン当たり最大6マイル(1リットル当たり約2・6キロ)に達していた。この問題は消費者の苦情で判明したもので、これほど大規模な誤表示は米国で初めてという。

 また、4月には米国で販売した乗用車など計約187万台をリコール。ブレーキを踏んでもブレーキランプが点灯しないほか、事故時にエアバッグが作動した際に、車の天井の一部が落下する恐れがあるという欠陥が見つかったためで、まさに“欠陥車”のオンパレードだ。現代自では今夏、経営側と労働組合側が賃金交渉をめぐって対立し、時限ストライキが頻発。生産台数が減少した影響で米国販売が落ち込み、10月の米新車シェア(占有率)は、9カ月ぶりに7・7%(昨年10月は8・5%)と低水準に陥っている。

 朝鮮日報によると、現代自の系列シンクタンク「韓国自動車産業研究所」は10月18日に発表した報告書の中で、現代自の高度成長が頭打ちとなり、来年からは厳しい時期を迎える可能性が高いと予測。身内でさえも現代自の先行きに「黄信号」を点灯した形だ。「日本で『雨漏りするクルマ』なんて評判がたったら、もう経営が立ち行かなくなる」。日本の自動車メーカーの担当者はこう言い放つ。そんな経営が立ち行かなくなるクルマを続けている現代自に未来はあるのか…。




2013年11月13日水曜日

■日本で視聴率50%近いドラマが続出しているワケ

日本で視聴率50%近いドラマが続出しているワケ
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/11/10/2013111000274.html?ent_rank_news
2013/11/10 09:17 朝鮮日報
 
 日本では異例のドラマブームが巻き起こっています。視聴率20%でも「大ヒット」と言われる日本のテレビ界ですが、最近は視聴率40%を超えるドラマが続々と出ているのです。こうした現象について「日本社会の構造変化と関係があるのでは」という見方があります。

 9月22日に全10話で終了したTBS系列の日曜夜のドラマ『半沢直樹』は最終回の平均視聴率が42.2%を記録しました。ストーリー前半部の舞台だった関西では45.5%、瞬間視聴率は50.4%をマークしました。

 これは1980年以降の民放ドラマでは過去最高視聴率だそうです。数字上は日本人の2人に1人が見た計算ですが、これほどの視聴率なら実際は日本人なら誰もが一度は見たということになります。韓国でも毎回楽しみにして見ていたという「日本ドラママニア」のレビューがインターネット上に数多く掲載されています。

■日曜ドラマは視聴率40-50%、朝のドラマも20%台突破…30数年ぶりの高視聴率

 『半沢直樹』は東京中央銀行の次長(放送途中に課長から昇進)の主人公、半沢直樹が違法融資などの不正をした上司に抵抗し、「正義」を貫くという物語。融資損失の責任を自分にかぶせようとした支店長にたんかを切り、過去に融資を止められて父親を自殺に追いやった銀行常務に仕返しをする、というのが主なストーリーです。

 主人公のセリフ「やられたらやり返す。倍返しだ!」は、日本で今年最大の流行語になりました。主人公の半沢直樹は回を重ねるうちに「10倍返し」「100倍返し」とやり返す度合いを高めていきます。「俺はもっと上に行く。上に行ってやる事があるんだ」「部下の手柄は上司のもの! 上司の失敗は部下の責任!」というセリフも話題を呼びました。

 半沢直樹ブームの原因についてはさまざまな見方があります。第一に、権謀術数にたけて部下を消耗品扱いする上司に対抗しながらも、自分も脅迫など手段を選ばず、最後には上司を屈服させる姿に平凡なサラリーマンたちが自分を置き換えていたという見方です。現実では上司にやられる一方の会社員たちですが、会社を揺さぶる主人公の姿に痛快さを感じたのでしょう。

 第二に、日本社会の質的な変化と結び付ける見方です。上司の命令には絶対服従という企業文化や、相手に対する思いやりを美徳としてきた日本社会が、長期不況や東日本大地震などの困難を経て相手に怒りを爆発させる方向へと構造変化しているというものです。ある日本の時事週刊誌は、最近悪化している韓日関係を韓国のせいにするという誤った認識に基づき「韓国に倍返しだ」と見出しを打ちました。

 『半沢直樹』が放送される2年前にも視聴率40%を上回ったドラマが大きな話題を呼びました。日本テレビ系列のドラマ『家政婦のミタ』は2011年12月放送の最終回平均視聴率が40.0%をマークしました。日本のメディアは当時「驚異の視聴率」「今世紀最高視聴率」などと報じました。現在、SBSでこのドラマの設定を韓国に置き換えた『怪しい家政婦』がチェ・ジウ主演で放送されています。

 『家政婦のミタ』の主人公・三田灯(あかり)は夫と息子を亡くし、一切笑わなくなりました。ミタは母親の自殺で崩壊寸前の阿須田家で家政婦として働き始めます。そうした中でミタも阿須田家の人々も愛と幸福の意味を見いだすというストーリーです。さまざまな困難に見舞われても淡々と解決していくミタのセリフ「それは業務命令でしょうか」「承知しました」も当時の流行語になりました。


■社会的ムードと心理変化を反映、「集団狂気」として爆発の可能性も

 『家政婦のミタ』ブームの原因についても日本社会に関連付ける見方がありました。日本社会全体が軟弱になった中、どのような困難にあっても問題を解決し、自分の信念を貫く主人公、ミタの姿が理想的な人物像として受け入れられたというものです。大地震や津波による災害の対処に無力な政府とは異なり、強い信念を持って問題解決するミタに熱狂したのでしょう。

 他人に深くかかわることを望まない社会風潮の広がりがドラマヒットの背景にあるという見方もありました。日本社会は思いやりがあり親切な人々とかかわりを持つのが面倒だと考えるようになったというのです。温かい気遣いやかかわりは求めないが、自分の仕事を確実にこなすミタのような人が理想の人物像になったのかもしれません。

 今年4月からスタートし、9月28日に全156話で終了したNHKの朝の連続ドラマ『あまちゃん』もシンドロームを巻き起こしました。東京の平凡な女子高生が母親の郷里で海女になって町おこしし、それがきっかけで東京でアイドルになろうとするというストーリー。 月曜日から土曜日まで毎朝15分間放送され、毎回20%前後という視聴率をマーク、日本人をテレビにくぎ付けにした。ドラマの舞台となった岩手県は『あまちゃん』のおかげで人気観光スポットになりました。

 『あまちゃん』も大地震と関連付けて人気の原因を分析する見方があります。岩手県は地震被害が大きかった地域の一つです。女子高生が母親の故郷に夢と希望を与える様子を見て「再び立ち上がろう」と日本国民の情熱に火を付けたということでしょう。

 どのドラマでも大ヒットの原因は、基本的に作品そのものが持つ面白さや感動的なストーリーにあります。ですが、国民の多くが特定のドラマに夢中になっていることについて社会的に分析・解釈をするのは当然のことでしょう。個人的には、日本のメディアによるさまざまな分析の中でも、朝日新聞の分析に目が行きました。

 朝日新聞は9月29日付の記事でドラマブームの原因を分析、ある大学教授の話として、日本の視聴者の「同調」現象に言及しました。皆が見るものを自分も見たいという群集心理が起きやすくなったという見方です。「こうした現象が深まり、今後は一部のドラマがさらに高い視聴率を記録すると思う」とこの大学教授は話しています。

 このような「群集心理」は日本を再興させるプラスのエネルギーとして作用する可能性があります。ですがその一方で、第二次世界大戦時にそうだったように、隣国はもちろん、自国さえ危険に陥れる破壊的集団狂気につながりかねず、そうした狂気が爆発することもあるのでは、という気もします。

 日本国民が理想的で健全な方向に向かい、その能力と情熱を発揮することに期待したいです。

国際部=李漢洙(イ・ハンス)記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版




■なぜ日韓の食文化は「無形文化遺産」の登録を目指せるのか=「中華料理も入れるべき」―中国メディア

なぜ日韓の食文化は「無形文化遺産」の登録を目指せるのか=「中華料理も入れるべき」―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=79021&type=
2013年11月12日 17時46分 レコードチャイナ

2013年11月11日、韓国文化体育観光部はこのほど、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の補助機関から「キムチ」を無形文化遺産に登録するよう勧告されたと発表した。日本の和食や中国の珠算(ソロバン)も登録候補リストに入っており、12月にアゼルバイジャンで開かれる「無形文化遺産委員会」で登録の可否が決まる。人民日報が伝えた。

このニュースに中国では、「1800年の歴史を誇るソロバンは世界で最も古い演算のツール。無形文化遺産の名に決して恥じない。しかし、キムチや和食は単なる食べ物で、どうして世界遺産になるのか?それなら、中華八大料理(山東料理、江蘇料理、浙江料理、安徽料理、福建料理、広東料理、湖南料理、四川料理)もリストに入れるべきではないのか」という声が上がっている。

豊富な食材や味、卓越した技術という点で、中華料理の右に出るものはないだろう。ただ、無形文化遺産というのは料理大会ではなく、料理の背後にある「文化」こそがその核心だ。韓国では、代々伝わるキムジャンは、隣近所同士で「分け合う」という精神を反映し、人同士のつながりや帰属感を強めていると考えられている。日本でも、「和食」は一種の自然への敬意で、食事を通して家族やグループとのつながりを強める社会的習慣であると考えられている。つまり、「食べる」、「飲む」というのは物質的なものである一方、「飲食」には文化的背景があるのだ。

各国は「食」を無形文化遺産に登録するため、文化的ラベルをそこに貼っている。例えば、フランスは「フランス料理」を無形文化遺産に登録するために、ホテル・ル・ムーリスの三ツ星シェフであるヤニック・ アレノ氏や国会議員、大学教授からなる委員会を立ち上げ、さらに宣伝するために人気俳優のジェラール・ドパルデュー氏を起用した。また、日本はノーベル賞受賞者を多数輩出している京都大学に「日本料理学科」を創設することを検討している。京都料理芽生会の村田吉弘会長は、「日本料理は健康的な食習慣を身につけるよう人を促す」と自信を持って述べている。フランスの著名な社会人類学者クロード・レヴィ=ストロース氏が、「飲食は最も鋭敏なシンボルマークで、文化の内在的要因の構造を反映している」と説いたのもうなずける。

経済面のグローバル化が進む今日、地域の文化的特長を色濃く反映する「飲食」が、ソフトパワーの重要な要素となっている。そのため、発展途上国は国際的な主流文明に溶け込み発展を遂げると同時に、その強力な文明を前に、自国の文化を守り、継承しなければならないというのが課題になっている。その重要性について、ドイツのある学者は、「新興経済体は汽車のようで、経済が先頭車両となってそれを引っ張ると、いつの日か崖の下に落ちてしまうだろう。一方、自国の秀でた文化が先頭となって引っ張るなら、進む方向を永遠にコントロールできる」と指摘している。

ユネスコのイリナ・ボコヴァ事務局長は最近中国を訪問し、中華料理を味わった後、「おいしさや加工方法を単に考えるのではなく、文化という観点から料理を考えるように」とアドバイスした。全国人民代表大会の代表で、湖南料理の料理人で知られる許菊雲(シュー・ジューユィン)氏も、「飲食文化は1つの民族の文化的特長の本質を反映しており、1つの民族の歴史的文化や心理的特長を考察するための『化石』」と表現している。この観点からすると、中国は、孔子が「論語」の中で、食事の礼節について「料理の法にかなったものでなければならない」ないと説いたことや、福建料理の伝統的な高級スープ・佛跳牆(フォーティアオチアン)は、「美味しそうな香りに耐え切れず、修行僧ですらお寺の塀を飛び越えて来る」という詞を名前の由来とすることなどを世界に知ってもらうことが必要だ。

味は違っても、文明には共通の魅力があるものだ。最近、世界最大の書籍の見本市・フランクフルト・ブックフェアで最も売れた中国語の書籍は食をテーマとしたドキュメンタリー番組「舌尖上的中国」で紹介された料理をまとめたレシピ本で、海外では高額で販売されている。また米国で中華料理店の数は、マクドナルドとケンタッキーを足した数よりも多い。中華八大料理の文化は奥深すぎると懸念する必要はない。韓国は現在、中国では一般に「韓国泡菜」とされているキムチの表記を、「辛奇」に統一し、中国や日本のキムチと区別することを検討している。ある外国メディアは以前、中華料理の「変」を特集し、その1つに「魚香茄子(麻婆茄子)」にはなぜ魚を使っていないのかを挙げた。もしかすると、このような疑問こそが、中華料理の文化的魅力なのかもしれない。結婚式などで出される「四喜丸子(肉団子とキャベツの煮込み)」には、「福」、「禄」、「寿」、「喜」を願う気持ちが込められていることを外国人が知るようになる時、それは中国の文化が世界に十分に発信されたことを意味する。



■中国、一生結婚できない男性が数千万人に―米誌

中国、一生結婚できない男性が数千万人に―米誌
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=79041
2013年11月13日 11時24分  レコードチャイナ

2013年11月8日、米外交誌フォーリン・ポリシー(電子版)は、一人っ子政策と男尊女卑の風潮から女性の比率が極端に低い中国では、数千万人の男性が一生結婚できない状況にあると指摘した。11日付で中国・参考消息網が伝えた。

11月11日は中国の「光棍節(独身の日)」だ。1が4つ並ぶことから「双11」とも呼ばれ、今から20年前に大学生の間で生まれた。現在では「自分のためにプレゼントを買う日」とされ、インターネット商戦が繰り広げられる日に。しかし、「光棍節」の本当の意味は「独身にはもうウンザリ。だからパートナーを探そう」ということだ。「光棍節」まであと4日、7日のマイクロブログ・微博(ウェイボー)で最も人気のあったスレッドは「ルームメイトのために恋人を探す」というもので、20万人以上のユーザーがコメントを寄せていた。

中国人にとって、孤独を感じることは珍しいことではない。一人っ子政策と男尊女卑の風潮から、中国の男女人口比は男性が極端に多く、数千万人の男性が一生結婚できない状況にある。

あるユーザーは、「1人で『光棍節』を過ごすのは恐ろしくない。恐ろしいのはお金がなくて『光棍節』にネットショッピングできないことだ」とコメントしていた。



■【台湾ブログ】老舗のカステラを堪能…味も満足、丁寧な包装も称賛

【台湾ブログ】老舗のカステラを堪能…味も満足、丁寧な包装も称賛
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1112&f=national_1112_003.shtml
2013/11/12(火) 09:13  サーチナ

 大阪に一時滞在している際、長崎カステラの元祖といわれる“福砂屋”のカステラに出会ったという台湾人男性のMorris(ハンドルネーム)さん。カステラには目がないという筆者は、“福砂屋”のカステラを食べた感想を多くの写真とともにブログに綴った。

 東京を訪れるたびに文明堂のカステラを食べていたという筆者は、ほかのメーカーのカステラも味わってみたくなったそうで、大阪で福砂屋のカステラを試しに買ってみたという。

 長崎に本店を構える福砂屋は1624年(寛永元年)創業の老舗だ。日本各地に店舗を構えている福砂屋だが、筆者はJR大阪駅の三越伊勢丹にある福砂屋でカステラを購入したそうだ。

 筆者がカステラを購入すると、店員が丁寧に包装してくれたそうで、筆者は「日本人は包装にこだわりを持っているのだなぁ」としみじみ感じたという。筆者が早速、外装を開けてみると濃厚な甘い香りが鼻腔をくすぐったという。

 しっかりしたカステラの生地に驚いたのも束の間、筆者が特に注目したのはカステラの底だという。ザラメ糖の小さな粒が残されており、生地と一緒に食べるととてもおいしかったそうだ。ほかのカステラにはない特徴に加え、決して飽きない甘さで2つの味が楽しめるととても満足したようだ。

 カステラは生菓子であるため賞味期限も短いのだが、筆者は期限内に食べきることができなかったらしい。あまり推奨されるものではないが、筆者は期限切れ後もカステラを楽しんだそうで、「期限が切れてもおいしかった」と振り返った。


■韓国が日本人観光客を見限り始めた…街にあふれる「歓迎光臨」の声

韓国が日本人観光客を見限り始めた…街にあふれる「歓迎光臨」の声
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1113&f=national_1113_010.shtml
2013/11/13(水) 10:23  サーチナ

 日本と韓国の関係が、かつてないほど冷え込んでいる。日本人の対韓感情は、李明博(イ・ミョンバク)元大統領の竹島上陸問題などを契機に悪化。現在の朴槿恵(パク・クネ)大統領による度重なる反日発言を受けて、修復不能なほど悪くなっている。日本の韓流ブームが失速した背景には、単純にブームがピークを過ぎただけではなく、歴史認識をめぐる両国の葛藤にどことなく居心地の悪さを感じ、自ら韓国離れした人も多いのではないだろうか。

 円安が影響しているとはいえ、韓流グッズや韓国食品、韓国化粧品の売り上げは、11年以降、軒並み減少している。韓国を訪れる日本人も大幅に減り、韓国旅行協議会が韓国政府に対し、日本人観光客を誘致するための活動費を要請したという報道もあった。では、日本人観光客が消えてしまった韓国では、今どんな変化が起きているのだろうか。

■日本人の穴を埋める中国人

 近年、韓国を訪れる日本人観光客はほとんどが女性だ。彼女たちが旅行中、一度は立ち寄るとされるのが、ソウル中心部にある繁華街・明洞(ミョンドン)。女性向けのファッションブティックやコスメショップ、飲食店などが立ち並び、つい財布の紐をゆるめてしまう人気のスポットだ。数年前までは、そこが韓国であることを忘れてしまうほど、日本人観光客であふれていた。

 だが、このところ日本人観光客の数はめっきり減少。代わりに幅を利かせているのが中国人観光客だ。韓国観光公社が11月4日に発表した資料によると、2013年1月から9月までの日本人の韓国入国者数は、前年同期より26%少ない203万9508人だった。一方、同期間における中国人の韓国入国者数は308万5232人で、前年より100万人もアップした。

■「ようこそ」から「歓迎光臨」へ

 変化は明洞の入口から感じられる。地下鉄2号線の線乙支路入口(ウルチロイック)駅から明洞に向かうと、にぎやかなストリートの入口に巨大なアーチがある。これまでは日本人観光客を歓迎する日本語が大きく書かれていたが、今では中国人観光客を歓迎する中国語に書き換えられている。

 コスメショップなどの呼び込みは「いらっしゃいませ」から「歓迎光臨」にチェンジ。店内は日本語ができる店員より、中国語ができる店員の方が多い。明洞という街全体が、消費者のターゲットを日本人観光客から中国人観光客に完全シフトした感じだ。

■流れ込むチャイナマネー

 明洞がターゲットを日本人から中国人に切り替えたのには理由がある。単純に観光者数が増えたこともあるが、観光客1人あたりの消費額が日本人よりもはるかに多いからだ。かつて日本人観光客ばかりだったロッテデパートの免税店に行けば、中国人観光客の豪快な買い物っぷりを目撃することができる。彼らは数人のグループでブランドショップを回り、高価な商品を大量に購入する。さっきまでルイヴィトンで買いあさっていたグループを、今度はエルメスで目撃するなんてこともある。日本人のマイペースなショッピングとは比べ物にならない。

 購買意欲全開の中国人観光客がブランドショップを陣取るころ、日本人観光客は韓国海苔や伝統茶が並ぶコーナーで商品を吟味していたりする。日本人観光客の減少によってできた穴を中国人観光客が埋めているのだが、そもそもの個人の消費額が違うので、韓国が“小銭大勢”から“大金大勢”に切り替えるのも当然といえる。

■中国の「旅行法」に韓国観光業界は大打撃

 明洞界隈にあふれる中国人観光客だが、すでに新たな変化が起きている。中国政府が10月から施行した「旅行法」により、韓国を訪れる中国人観光客が大幅に減少しているのだ。

 「旅行法」は低価海外ツアーの禁止やツアー客へのショッピング強要や買い物リベートの受け取り、旅行日程変更などを禁じている。これまでツアーを格安で販売していた旅行会社は、買い物リベートなどで利益を上げられないため旅行代金を値上げ。リーズナブルに海外旅行が楽しめることがウリの韓国旅行の魅力は薄れてしまい、結果、旅行者数の減少へとつながっている。

 韓国旅行業界は、頼みの綱だった中国観光客まで減少すれば、影響は計り知れないと懸念を示している。一部報道によれば、中国からのツアー客はすでに40-60%減少したという。韓国が新たな魅力を打ち出さない限り、日本人と中国人の観光客減少というダブルパンチは続きそうだ。


2013年11月11日月曜日

■【台湾ブログ】居酒屋でどんな態度をとれば、日本人に見えるのか?

【台湾ブログ】居酒屋でどんな態度をとれば、日本人に見えるのか?
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1111&f=national_1111_021.shtml
2013/11/11(月) 11:43

 何度も日本を訪ねている台湾人男性が。居酒屋に入った時の振る舞いをレクチャー。日本人に見られたいポイントを考えて、多くの人に伝えたかったようだ。

 ブロガーの瑞奇桑(ハンドルネーム)さんは、「新宿駅近辺のように騒がしくなく、夜時間に営業している料理屋だってたくさんある」と、目黒駅近くに泊まった東京旅行を振り返った。チェーン展開している居酒屋に入り、「個人の店のような特徴はないけれど、メニューも店員も良い感じ。意外と心地良い」と感想を述べた。そしてコーラを注文。居酒屋でコーラを飲むのが、瑞奇桑のスタイルらしく「居酒屋でコーラ! かっこいいでしょう」と自己満足したようだ。

 そして瑞奇桑さんは、「この店に入ったのは2回目」と明かす。「前回、日本人ではないとスグに見破られた」そうで、その理由を一生懸命考えたとのこと。結果、居酒屋で日本人に見られたいという思いで、どう振る舞うべきか観察し思いついたようだ。外国人に見られたくない」という瑞奇桑さんの意識は、強かったようである。以下が、“日本人に見られない方法”を読者に伝授した内容だ。

 「着席し最初にやることは、飲み物の注文。すぐさまビールを頼むのが、最も日本人らしい」とつづった。続けて「飲み物が運ばれてきても、慌てて料理を頼む必要はない。まずは友人たちとの乾杯から始めよう」と、ゆっくり注文するのが日本人っぽいとつづった。そして「メニューを決め店員さんを呼ぶ場合、“すみません!”と声を出せばいい。店員さんがやって来る」、「料理の名前が言えなくても平気。メニューで欲しい料理を指して、カッコつけながら“これ”と言えれば大丈夫。欲しいもの全てを頼んだら、“以上です”と言ってみよう」と書き込み、「これらのことがちゃんと実行できれば、日本の夜の帝王に一歩近づけるぞ!」と、ブログを締めた。

 旅先の日本で、瑞奇桑さんのように「外国人だと思われたくない。日本人に見られたい」と思う台湾の人は多いのだろうか。とりあえずビール、食事の注文はゆっくりと……瑞奇桑さんの書いた内容に、思わず納得しそうだ。


■【仏国ブログ】簡単でヘルシー、フランスで注目される「おにぎり」

【仏国ブログ】簡単でヘルシー、フランスで注目される「おにぎり」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1111&f=national_1111_014.shtml
2013/11/11(月) 10:53  サーチナ

 フランス人女性が、ブログ「nani nani?!」で、おにぎりのつくり方について紹介した。

 筆者は、友人のシェフを招いておにぎりを作ってもらい、その様子をブログにつづった。まず、「フランス人がピクニックにハムとバター入りのサンドイッチを持っていくのに対し、日本人はおにぎりを持っていく」と説明した。

 おにぎりはサンドイッチと同様に好きな具を中に詰められ、簡単に作れることを伝えた。この筆者のたとえは、あながち間違っておらず、フランス人の主食がパンなのに対し、日本人はお米を食べる。両者ともに、その主食に具を詰め合わせたものがお弁当の定番であることが、筆者の説明からくみ取れる。

 また、おにぎりを作るにあたり、まずお米を炊く手順から説明した。フランスのお米は日本米とは異なり、縦長でねばりが少ないという特徴がある。そのため、「丸いお米を用意する」ことから解説したようだ。また、炊飯器も日本ほど浸透していないのが実情なので、お鍋で炊飯する方法を紹介している。

 続いて、具の材料には、日本人にとって定番である鮭、梅干し、おかかなどではなく、ツナ缶やマヨネーズ、卵の黄身、ネギ科のエシャロットなどを挙げた。おそらくツナマヨネーズと卵にネギの風味を効かせたタイプの具を作るためだと思われる。欧米人がよく食べる寿司は「カリフォルニアロール」や「カニマヨ」、「ツナマヨ」など、マヨネーズを使った具材が多いが、おにぎりでもやはりマヨネーズが登場している点が興味深い。

 日本人にとって、おにぎりは日常食であり、2、3個食べられるという人も多いはずだ。しかし、お米を主食としないフランス人にとって、おにぎりをたくさん食べるのは難しくすぐにおなかが膨れてしまう傾向にあるようだ。

 筆者は日本に滞在していた経験上、おにぎりに関する知識を持っていたが、フランスで知っている人は少ないようだ。しかし、日本を訪れたことがないフランス人の中にも、近年パリで多様な日本料理レストランが展開されていることから、それと同時におにぎりの存在も広まりつつある。

 またパリには、おにぎりを専門とするお店もあり、野菜や肉をデコレーションしたおにぎりを、お弁当として出している。訪れたフランス人からは、栄養のバランスがとれていて、寿司とはまた違った趣きや味わいが得られると人気があるようだ。

 筆者のブログを通して、日本のシンプルな家庭料理のひとつとして、おにぎりがフランス人にも好まれている様子がうかがえる。