2013年11月6日水曜日

■創業100年の日本旅館、料理長派遣で秋メニュー=台湾メディア

創業100年の日本旅館、料理長派遣で秋メニュー=台湾メディア
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1106&f=national_1106_062.shtml
2013/11/06(水) 18:34  サーチナ

 台湾メディアが「日本まで飛んで行かなくても、台湾で由緒ある日本料理の旬な味を楽しめるようになった」と報道。日本の老舗旅館の料理長が、台湾に指導に来ている事を伝えた。

 テレビ局・東森電視公司(ETTV)は「台湾人は、日本の美しい景色と美食が大好き」と前置きし、「100年の歴史を誇る日本の温泉旅館は台湾で開業し、料理長を台湾に来させた」ことを報告。「最上級の和食コースは、前菜・刺身・鍋物など全13品も揃う。日本の北から南までの食材を空輸で運び、石川県の伝統的な調理法で振る舞われる日本料理は、見ているだけで美味しさを感じる」と絶賛した。新鮮なカニを材料に秋を感じる鍋、が食べられるそうだ。

 東森電視は見栄えにも注目し、「気遣っているのは食材だけではなく、盛り付けや食器にも細心のおもてなしを感じる」とし、秋の色使いでお客様の口だけでなく、目も楽しませていることを伝えた。「台湾にいながら日本を感じました。この旅館の鍋料理は格別」と興奮する顧客の姿も紹介した。「日本の美食は意外や意外。近い場所にある」とまとめている。

 この報道は旅館名を出していないが、2010年12月に北投地区にオープンした「日勝生 加賀屋」と思われる。石川県・和倉温泉の「加賀屋」そのままのおもてなしで迎える、というのがモットーだ。公式サイトの料理ページをのぞくと、「秋メニューのかなざわ膳」はメイン料理をきりたんぽ、もしくはすき焼き、刺身の中から選べコース仕様で1200台湾ドル(約4200円)にサービス料を加えた金額。日本よりも気軽に、高級旅館の味を食することができそうだ。日本人が訪ねる価値があるかもしれない。


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