【中国ブログ】日本の建築物はなぜ地震で倒壊しないのか
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0426&f=politics_0426_012.shtml
2013/04/26(金) 21:48
四川省で20日に発生したマグニチュード(M)7.0の地震によって、200人以上が死亡・行方不明となった。その多くは地震によって倒壊した家屋の下敷きになったためだ。(写真は「CNSPHOTO」提供)
四川省での地震の前日である19日には北海道で同じくM7.0の地震が発生したが、家屋の倒壊はもちろん、死傷者も出なかった。中国人ブロガーの渺渺e微(ハンドルネーム)さんは中国における地震被害の大きさに対し、「日本の建造物はなぜ地震でも倒れないのか」と不思議に感じたそうで、自ら調査した結果をブログで紹介した。
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日本の建造物が地震で倒壊しない理由について、筆者は「日本の建築理念と技術」、さらに「法規制」が関係していると結論付けている。
まず「建築理念」についてだが、日本の高層建築は震度7以上の地震に耐えられることが必要になっている。建築許可を得るためには設計図に加えて、「耐震評価の報告」も提出しなければならない。地震が発生した際の建築物の安全性は単に「居住者の命を守る」だけでなく、「家屋性能と所有財産の維持」も関係していると紹介し、その理念の高さに感嘆した様子だ。
また、筆者は「建築技術」について、日本の耐震技術は地震の破壊力が建物に直接影響しないように計算されていると紹介、具体的には免震機能を持つ土台の上に建造物が建てられていると説明した。
筆者は調査を通じて発見した日本の地震対策について、「頻発(ひんぱつ)する地震に対し、日本は実践のなかで検証を続けてきた。そして、それこそが日本が数十年にわたって絶えず建築物に対する耐震性を高め続けてきた結果なのだ」と称賛した。
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