2013年4月25日木曜日

■【米国ブログ】日本人の親切すぎる対応「負担に思うことも」


【米国ブログ】日本人の親切すぎる対応「負担に思うことも」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0425&f=national_0425_003.shtml
2013/04/25(木) 09:42

 日本に滞在中の米国人男性が、日本文化に関する情報を発信するブログ「thisjapaneselife」で、日本人の対応ついて記した。

 日本で感じたことの1つに親切すぎる行為があるという。筆者は、電車の乗り方が分からず人に尋ねたことがあった。「その男性は、電車への行き方を教えてくれるだけではなく、降りる駅まで付き添ってくれた。しかもその男性は、逆方向の電車に乗るはずだったと聞き驚いた」という。そこまで親切にされると逆に負担になると心境を語った。

 筆者は、誰にも義理を感じたくないという思いが強いそうだ。しかし、「日本では親切を拒絶するのは、侮辱的な場合もあるので難しい」と語る。特に苦痛を感じるのは宴会の席。「自分の回りの人たちにビールを注ぐ伝統的な宴会では、勧められるといやとは言えない雰囲気がある」という。隣人からの飲み物を受け入れ、隣人に注ぐ。「宴会は日本社会の一種の契約のようなもの」だとさえ感じるようだ。

 日本人が親切なことは言うまでもないが、外国人が子供のように扱われることに疑問を感じることもあると指摘する。また、なぜそんなに他人に対して親切なのか理解できないという。「個人主義で育ったためかもしれないが、もしお返しという考え方があるなら、親切を受ける前に返済の条件を知りたい」と語った。

 「米国人は利己主義だと言われることがあるが、自分本位と社会的な善が個々を自由にしていると思う」と述べ、筆者は米国の独立心を評価しているという。

 外国人観光客が道を聞いたりすると、日本人は親切に対応してくれると称える声が聞かれる。一方で、そこまで親切にしてくれるのはなぜなのか、疑問も感じることもあるようだ。



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