中国人観光客、警告聞かずに夜間外出 カバに襲われ死亡=ケニア
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0427&f=national_0427_023.shtml
2013/04/27(土) 12:24
アフリカ・ケニアで現地時間21日、中国人の女性観光客が野生の子カバに近づいて写真を撮ろうとしたところ、付近にいた母親カバの襲撃を受けて死亡した。中国メディア・新華網が伝えた。
同21日午後9時ごろ、ケニアの観光地・ナイバシャ湖付近に滞在していた中国人女性観光客が1頭の子カバを発見、外に出て子カバに近づき写真を撮ろうとした際、母親カバの突進を受けた。観光客は病院に運ばれたが、その後死亡した。
ナイバシャ湖は野生動物保護区に指定されており、夜間には多くの野生動物が出没する。現地の管理者は「非常に不幸な事件だが、観光客には夜間勝手に外出しないようにと警告してあった」とコメントした。管理者はまた、「母カバは子カバを守ろうとしたのだろう。カバに接近してはならないのはもちろんだが、どんな野生動物にも近づいてはならない」とも語った。
間近に出現した野生動物を前に興奮し、夢中になって部屋を飛び出したのかもしれないが、いずれにせよ野生動物に対する無知と、現地管理者の警告を聞かなかった傲慢(ごうまん)は否めない。肝要なのは「入郷従俗」(郷に入っては郷に従え)だ。
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