2013年4月28日日曜日

■今ごろ空母出してもムダ 中国政府はもっと頭を使え=香港報道


■今ごろ空母出してもムダ 中国政府はもっと頭を使え=香港報道
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0428&f=national_0428_013.shtml
2013/04/28(日) 10:05

 香港メディア・南華早報は26日、中国が2012年に同国初となる航空母艦「遼寧」を就役させたことについて「やがて無駄になるものに大量の金銭と時間をかけた」とする批判的な評論記事を掲載した。

 記事は、この10年間でわれわれの日常生活がすっかり変わり、技術革新のパワーには驚きを感じるとする一方で「さらに驚きなのは、古い方法で現代の問題に取り組もうとする、一部の国の理念だ」とし、その最たる例として中国初の航空母艦を取り上げた。

 記事は、北京政府が数十億ドルと長い時間をかけて「遼寧」という「恐竜」を生み出したが、航空母艦のような兵器は「レーザー兵器や無人機、サイバー攻撃や超音速ミサイルがはびこる新たな世界において、絶滅に向かうのである」と論じた。

 また、航空母艦は軍事的な概念としてその役割を終えてはいないものの、今ごろ中国がその発展を強化し、米国との競争に参加しても「米国とはすでに60周の周回遅れなのだ」とし、「北京政府はよく考えなければならない」とした。

 そのうえで、ニュースとしての派手さは航空母艦に劣る可能性があるものの、中国政府はレーザー兵器やサイバー戦争、無人機といった次世代兵器の研究開発にさらに力をそ注ぐべきだと論じた。





■わが空母は引きこもりではない…ユーザー興奮=中国版ツイッター
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0427&f=national_0427_009.shtml
2013/04/27(土) 09:09

 中国共産党中央委員会の機関紙である人民日報が、中国版ツイッター・微博の専用アカウントにて、中国初の空母「遼寧」が遠洋航行する可能性があることを伝えた。(写真は「CNSPHOTO」提供)

 中国国防部の楊宇軍報道官は25日、「わが国の空母は引きこもりではない。ずっと軍港にとどまっていることはなく、将来的には遠洋航行を実施するだろう。いつ、どの海域に、どんな編成で、といった問題は各方面の状況を総合的に考慮して決定する」と述べた。

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 国防部の談話に対して、中国の微博ユーザーからは「日本を一周してこい!」、「やっぱ釣魚島(尖閣諸島の中国側呼称)に行くべき。常駐すべきだ」、「まずは釣魚島に行って日本人に見せて来い」など、日本の領海に行くべきであるという意見が多く寄せられた。

 また、遠洋航行を示唆したことには歓迎の声も多く「この一言は弾道ミサイルより力をくれる」、「よく言った!」、「公海まで行ってわが国の国力を示そう!」などのコメントがあった。

 ほかには、人民日報が微博で紹介した空母の写真が明らかに「遼寧」ではないため、「これって遼寧じゃないよね」、「米国の空母に中国国旗をつけたのかよ」、「いまだに合成写真を使うとは何てプロ意識の低い」などの批判や、「この写真には国家の権威とメディアの規範が体現されている」と強烈な皮肉を述べる微博ユーザーもいた。

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 人民日報がなぜ遼寧ではない空母の写真を使用したのかは不明だ。写真を見る限りでは米空母「キティホーク」のように見えるが、写真には加工した痕跡も見られ、国旗も中国国旗らしきものも掲げられている。

 日本であればメディアがこうした類の写真を報道に使用することは考えられず、中国共産党機関紙のアカウントで同写真が報道に使用されたことに驚きを禁じ得ない。




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