2013年4月22日月曜日

■ニュージーランド団体「中国市場の粉ミルク、9割がパクリ」=中国


ニュージーランド団体「中国市場の粉ミルク、9割がパクリ」=中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0419&f=national_0419_024.shtml
2013/04/19(金) 11:56

 中国メディア・環球時報は18日、ニュージーランドの粉ミルク輸出協会が「中国市場に流通している自国ブランドの粉ミルクは9割がパクリ」として、対策に乗り出したことを報じた。

 記事は、同協会が「中国市場で販売されているニュージーランド産と称するブランドは200あまりあるが、実際は6企業20ブランドしか中国市場に進出していない」とコメントし、今後は製品に統一のロゴをつけることで「ニセモノ」との区別を図ることを明かしたと伝えた。

 同協会の関係者によると、「パクリ」ブランドには中国企業がニュージーランドで認可を受け、現地の牛乳を厳しい管理のもとで加工するものがある一方で、中国産ミルクにニュージーランドで得た商標を張り付けるだけのものもあり、まさに「玉石混交」の状態だという。

 中国の粉ミルクをめぐっては、国産ミルクを敬遠する消費者が国外の粉ミルクを大量に輸入する現象に対し、各国が規制をかけ始めたことが話題となったばかり。2008年のメラミン混入事件以降、国外をも巻き込む一大騒動が続いているが、最大の問題は、事件から約5年が経過した今でも「国産粉ミルクはもう安全だ」との声が消費者から一向に聞こえてこないことだ。

 模倣の繰り返しが新たな創造を生むこともあり、模倣が完全に悪であるとは言えない。しかし、目先の利益ばかり追いかける安直な「パクリ」が繰り返されるうちは、国産粉ミルクの信頼回復は実現しそうにない。



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