■【仏国ブログ】夏に日本を旅行、自然に触れるならどこがおすすめ？

【仏国ブログ】夏に日本を旅行、自然に触れるならどこがおすすめ？
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0409&f=national_0409_007.shtml
2013/04/09(火) 10:23

　フランス人が、旅の情報サイト「ｒｏｕｔａｒｄ.ｃｏｍ」で、8月に日本を旅行する際のアドバイスを求めた。

　質問者は、大人3人、子ども2人の家族で日本を旅行する予定で、7月末からお盆の終わりにかけて東京と京都を旅行する予定だという。最初の5日間は日光への観光を含む東京に滞在し、続いて、広島、宮島、京都方面へ向かう。特に、8月15日は奈良の大仏の灯籠を、16日には京都の大文字祭りを見に行きたいようだ。

　しかし質問者は、日本の大自然にも触れたいので、残る5日間は九州方面への旅もしてみたいと述べた。例えば、阿蘇山、別府、熊本、長崎、雲仙のような地域をも訪れてみたいが、夏の猛暑の時期は避けたほうがよいということを聞いたことがあるため、実際はどうなのかアドバイスを求めた。

　さらに、日本人が休暇に入るお盆の時期に旅行するため、旅館などがすでに予約でいっぱいなのではないかと心配し、宿についてのアドバイスをも同時に求めた。

　ここで1人目の回答者が、8月に南の九州へ行くことは避けたほうがよいと答えた。湿気や気温が非常に高く、東京ですらつらいのだから想像を超えるほどだろうと質問者に伝えた。そこで、大自然が見たいのであれば、日本の北方にあたる北海道まで行くのがよいとすすめた。また、大阪のビジネスホテルであれば、お盆の時期は空きがあるのではないかと、自身の経験からアドバイスをした。

　一方、2人目の回答者は、前回日本を旅行した時には、15日間かけて北海道をまわった経験から、5日間という短い間で北海道に行くには時間が足りないとして、おすすめできないと指摘した。その代わり、東京と京都の中間にあって便も良い、飛騨山脈や木曽山脈などの日本アルプスをすすめた。

　同じフランス人でも、それぞれ提案する日本の旅行プランが異なるのが、興味深い。ただ、日本の夏は猛暑になることは知られているようで、場所選びもかなり慎重になっているようだ。