2013年4月22日月曜日

■【台湾ブログ】世代によって異なる「台湾人の日本への印象」


【台湾ブログ】世代によって異なる「台湾人の日本への印象」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0418&f=national_0418_008.shtml
2013/04/18(木) 09:33

 日本に長く住む台湾人のkirbyh(ハンドルネーム)さんは、台湾人の日本に対する印象が年代によって大きく異なることに気づいたそうで、自身のブログに世代ごとの日本に対する印象をまとめた。

 まず「80歳以上の年配者」。筆者によると「80歳以上の年配者」の台湾人は日本の統治時代に日本式の教育を受けており、それゆえ日本と聞くと自分の「子ども時代」を思い浮かべる人が多いそうだ。彼らにとっての日本は「1945年以前の日本」であるが、それは隣町のような「自然な存在」であり、とても愛着のあるものらしい。

 次は「50歳以上の中年世代」。筆者によれば、「50歳以上の中年世代」は基本的に日本を尊敬しているらしく、両親から日本統治時代の話を聞き、日本に好印象を持っているという。この世代は日本を旅行する余裕などなかったが、台湾が発展途上にある時代に「メード・イン・ジャパン」の力を目の当たりにしており、日本に「畏敬の念」を抱いているらしい。

 最後は「50歳以下の世代」。彼らは経済力もあり、日本を旅行した経験を持つ者も多い。それゆえ日本の「良い面と悪い面」を冷静に把握している。筆者は彼らが「理性的」に日本を知り、自分が接した日本は一面であって決して日本すべてを表わすものではないと理解しているという。

 台湾人のなかには、「黒沢明は日本映画を、ソニーは日本の企業精神を、温和や慎みは日本女性を表わす」という印象を持っている人が多くいるらしいが、筆者は「いまだにこうした印象を持つ人が多いのは、最初に知った時に衝撃的だったからだろう」と推測しつつも、新しい日本を理解するうえでは固定観念を捨てるべきだと論じた。



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