2013年4月15日月曜日

■カビ米、緑色の肉……小学校が腐った食材で「お給食」―中国


カビ米、緑色の肉……小学校が腐った食材で「お給食」―中国
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=1014&f=national_1014_095.shtml
2011/10/14(金) 12:18

 中国貴州省の小学校で13日、腐敗した食材で給食を作っていたことが発覚して保護者が大勢押し掛ける騒動が発生、学校給食の驚くべき実態が明らかとなった。新民網が伝えた。

 同省遵義市花崗区の小学校で13日朝、ある保護者がトラックで搬入される食材を見たところ、野菜が変質していることを発見。白菜は変色した芯だけが残り、唐辛子は熟した柿のようになり、穴があいているものもあったという。子どもを校門で見送った保護者たちによる「見物人」は次第に増えるとともに、彼らの怒りはヒートアップ。周囲の道路をふさぐほどの人だかりとなり、警察が出動して周囲の交通整理にあたるとともに、地域行政のトップが現場に訪れる騒ぎとなった。

 「市場のゴミ同然だ」と問題の野菜を並べて叫ぶ保護者たちは昼までその場に居座り、昼食時間後に校門が開放されると校庭になだれ込んだ。同区トップが台上に立ち、拡声機で校長の免職、直ちに調査の開始を約束すると、保護者からは大きな歓声がわきあがった。

 調査グループのメンバーに選ばれた保護者が食堂に立ち入ると、カビ臭い古米、カビの生えたドクダミ、緑に変色し悪臭のする豚肉などを次々発見。保護者たちを震え上がらせた。

 中国では昼食を学校で用意しない小学校が多いが、同市では給食制度を導入していた。2004年には食品の安全確保ができないとして禁止されたものの、保護者の要望によって2カ月後に復活した経緯があった。

 同区では調査と改善を徹底して同様の事件発生を防止するとともに、保護者の意見を聞きながら給食制度の存続について検討することを明らかにした。



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