2013年4月22日月曜日

■【米国ブログ】食べ物を大切にする日本人、ゴミ箱がないことも関係


【米国ブログ】食べ物を大切にする日本人、ゴミ箱がないことも関係
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0422&f=national_0422_005.shtml
2013/04/22(月) 09:16

 日本に滞在中の米国人男性が、日本文化に関する情報を発信するブログ「jlptbootcamp」で、日本人の食べ物に対する考え方について記した。

 どの国に住んでも旅行で訪れるのとは異なる側面がある。筆者は日本で生活して初めて知った、ガイドブックには載っていない日本の特徴を紹介した。

 まず、とても不便に感じたのはゴミ箱がないことだという。「町中どこにもないので、ゴミを持ち帰るか、ファストフード店に忍び込んで捨てるしかない」と語った。一方、素晴らしいと思ったことは、日本人は食べ物を大切にすることだという。「食べながら歩いている人はほとんど見かけない。座って楽しんで食べないと、食べ物に失礼だという考え方が根底にあるようだ」と伝えた。

 米国人はあまり食べ物を重視しない傾向があると指摘する。「日本に来てから、食べ物に敬意を持って、よく噛んで食べるようになった」という。今では、おにぎりやハンバーガーを急ぎ足で歩きながら食べる外国人には注意したくなるそうだ。筆者は「日本では、食べた後のゴミを捨てる場所がどこにもないことに失望するだろう」と語る。「日本人が食べ物を大切にすることと、ゴミ箱がないことは関係している」と思ったという。

 さらに、食べ物に関するよい情報があると述べた。「日本には『おつとめ品』と呼ばれる品があり、遅くまで働いたサラリーマンに対するごほうびのようなもの」だと説明。1日の終わりにスーパーなどに行くと、価格を下げた食品が売られており、密かに楽しみにしているという。「だいたい午後8時ころに価格が下げられ、時には半額以下のこともある」と詳しくつづった。

 マナーや生活情報は生活してみないと分からない面もある。訪日した外国人は、ゴミ箱が設置されていないのに、通りがきれいなのに驚くようだ。屋外用ゴミ箱は、もともとテロ対策で撤去されたことが大きいが、その後は、管理するコストやゴミを減量するという観点からも年々減少傾向にある。筆者はゴミ箱がないことと、食べ物を大切にしゴミを出さない日本人の習慣を関連付けて考え、好印象を抱いたようだ。



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