2013年4月15日月曜日

■【台湾ブログ】一般的な日本人は、他人の目を気にしてばかりいる


【台湾ブログ】一般的な日本人は、他人の目を気にしてばかりいる
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0414&f=national_0414_008.shtml
2013/04/14(日) 13:39

 日本に住んでいる台湾人女性が、「他人の目を気にし過ぎているのが日本人」という内容の文をブログに掲載。3年かけて観察した結果、導いた答えとのことだ。

 「まだ3年しか日本社会を経験していないので、客観性に欠けているかもしれません」と、断ったJournalist(ハンドルネーム)さんだが、「日本に留学する前の私は、日本のドラマと音楽の単なるファンでした。でも生活を始め第三者として、日本という国の文化と民族を観察するようになったのです。私の感じた文化の違いと衝撃を、書きたいと思っていました」と述べており、さまざまな思いを抱いていることがうかがえる。留学2年、仕事をして1年がたち思いが積もったようだ。

 Journalistさんいわく、「日本人女性は美しく、どこに行く時も化粧をする。ゴミを出す時さえ化粧をし素顔はさらさない、というのが台湾人の固定観念」とのことだったが、「そんな訳ないと思っていましたが、日本に住んで正解だと思いました。でもゴミ出しやコンビニに行く程度は、素顔の女性も多いのが現実。しかし恋人の前では素顔にならず、化粧をしたまま眠る女性がいるらしいのです」と驚いた様子。「それはキレイ好きとか、美しくいたいという願いではなく、他人にどう見られるのかを気にしていることからの行動」と断言。「自分の気持ちを表すのではなく、他人の目を気にし過ぎているのが日本人という民族なのです」と述べた。

 続けて例を挙げ、「外食の時食べきれなかった料理を、テイクアウトした経験はみんなあるでしょう。でも日本人は持ち帰らない! 日本人の友達とトンカツを食べに行った時、ぜんぶ食べられなくて“持ち帰りできるのかな!?”と友達に聞きました。すると“食べ切れなかったらそのままで大丈夫。持ち帰るのは良くないし、食べたいものがある時は新たに買えばいい。残し物のお金くらい節約する必要はないでしょう。持ち帰るのは恥かしい”と言われた」と、Journalistさん自身の体験をつづった。「もったいないという気持ち以前に、他人にどう見られるのか……トンカツを持ち変えるなんて恥かしい、という気持ちが大きい」と気付いたそうだ。

 Journalistさんは論文を書くために、台湾人と日本人の国際結婚カップルを取材した経験もあり、「みんなが口を揃えて言ったのが、日本は“建て前文化”であるということ。台湾人は考えることをはっきりと言うストレート型だが、日本人は自分の気持ちを隠してはっきり言わない。まずい食べ物でもおいしいと言い、“本当のことを言って相手を傷付けたくない、相手の立場を気にしてばかりいる”」ことを知ったという。「他人の目を気にし過ぎているのに、自分の本心を言わない。つまりは相手の真意を推測しなければならないことが、日本の建て前文化だ」と納得するしかなかったようだ。

 ブログの最後は「自分の気持ちを抑えなければならない日本人は、本当に大変な民族」と述べたJournalistさんは、「はっきりと物を言わず、相手が空気を読んでくれることを求めている。だが自分の気持ちが相手に迷惑をかけるのは避けたいのが日本人で、とにかく他人の目を意識してばかりいる」と締めくくった。

 台湾の人は確かにストレートな面があり、恥ずかしいとかもったいないという感覚が日本人とは違っている。食べきれない料理をどうして持ち帰れないのか、彼氏の前で素顔になれない女性の気持ちは……など理解できない日本人の言動が多々あるだろう。外国人の多くは台湾側の心境に近いかもしれない。また日本人同士でも建て前が伝わらないこともあり、使い分けや察知することが簡単とは言えず、外国人への説明は困難極まりないと言ってよいのではないだろうか。Journalistさんのブログ文は、共感できる人が多そうな内容だ。



0 件のコメント:

コメントを投稿