関西広域連合、カジノ「勉強会」発足へ
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20110925-OYO1T00162.htm?from=main2
2011年9月25日 読売新聞
近畿など7府県でつくる関西広域連合(連合長=井戸敏三・兵庫県知事)は24日、大阪市内で知事会合を開き、カジノに関する「勉強会」を発足させることを決めた。当初、関西への誘致を視野に入れた研究会設置を検討していたが、一部の知事から慎重論が示され、是非を含めてさらに幅広く議論していくことにした。カジノ合法化に向けた議員立法の動きをにらみ、来年1月をめどに各府県の考え方などをまとめる方針。
勉強会は、カジノの海外事例に詳しい専門家や7府県の職員で構成。経済効果の試算や、治安、教育面への影響、ギャンブル依存症対策などを研究する。
知事会合では、広域連合として誘致に乗り出すことに異論が相次ぎ、井戸連合長は「(勉強会は)誘致に向けた結論を出すのではなく、カジノを勉強することが目的だ」と強調した。
一方、この日は関西各界の代表者ら55人による「関西広域連合協議会」の初会合も開かれた。広域連合の運営に市民の声を反映するため、産業経済や医療福祉、環境、観光などの分野で活躍するメンバーで構成され、会長に秋山喜久・前関西電力会長が選出された。
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