2011年9月21日水曜日

■経済産業省「平成23年度クール・ジャパン戦略推進事業」を受託
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=291792&lindID=5
2011/09/16 日経プレスリリース
 
電通、経済産業省からクール・ジャパン戦略推進事業を受託
ジャパンコンテンツの海外進出支援サービスを開始
 
 株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井 直 http://www.dentsu.co.jp/  )は、経済産業省が推進する「平成23年度クール・ジャパン戦略推進事業(海外展開支援プロジェクト)」のシンガポール事業(コンテンツ)を受託しました。今後、東南アジアへ事業進出を検討する日本コンテンツを支援していくサービスを、豊田通商株式会社(本社:愛知県名古屋市、社長:加留部 淳)、SOZO(※2)と協力して開始します。
 
 近年、シンガポールをはじめとする東南アジアでは、流行をつくる若者世代の日本イメージが相対的にダウンしているとともに、日本のアーティスト、アニメ、キャラクター等のクール・ジャパンコンテンツの露出機会が大幅に減少しています。そのような状況を打破するため、経済産業省の施策のもと、現地企業・日系企業と日本コンテンツのマッチングを積極的に展開していくことで日本コンテンツの露出拡大を図り、シェア拡大に努めていきます。
 
 初年度となる今年は、東南アジアの情報発信源となるシンガポール市場への進出を目指すコンテンツを9月20日に公募開始(募集要項を電通ウェブサイトに掲載)、現地で活動する企業などへのヒアリングをベースに審査し、10月上旬に支援の可否を決定。採用されたコンテンツには、(1)電通が主催する「アニメ・フェスティバル・アジア(通称:AFA)(※3)」やクール・ジャパンコンテンツの情報を取り纏めて発信するWEBでのプロモーション、(2)現地販売拠点におけるコンテンツ関連グッズの販売、(3)現地における受容度調査およびそのフィードバック等のサービスを提供します。さらに、現地で活動する日系・ローカル企業の商品・サービスとの協業機会を創出し、これらコンテンツの露出拡大を目指していきます。
 
 (※1):ファッション、コンテンツ、食、地域産品といったクール・ジャパンを担う中小企業、職人、クリエイター、海外の販路開拓を手掛ける内外の企業、メディア等が、チーム(コンソーシアム)を組み、海外市場を開拓するビジネスを支援する事業。
 
 (※2):SOZOは、シンガポールにて日本のエンタテインメントを現地に紹介することを目的に、2009年4月に設立された会社。Shawn Chinが社長を務める。
 
 (※3):AFAとは、電通シンガポールおよびSOZOが主催する東南アジア最大のアニメフェスティバル。シンガポールサンテック会場で毎年11月に開催され、今年で4回目を迎える。アニメのほか、キャラクター、音楽などの展示、演出もあり、東南アジア各国からの来場がある。なお、昨年度の延べ入場者数は約7万人。
 
 
 
 

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