2011年9月24日土曜日

■忍び寄る金融崩壊(韓国大手銀行の営業停止)

■忍び寄る金融崩壊(韓国大手銀行の営業停止)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/

 韓国の金融市場が大荒れになってきており、韓国ウオンが急落してきています。
この背景には、韓国金融委員会が債務超過になっている「貯蓄銀行」7行(トマト貯蓄銀行や第一貯蓄銀行等)を営業停止処分にしたことも背景にありますが、問題は韓国の不動産バブルが崩壊し始めていることにあります。
 一部では、マンションが半値でも売れないと言われる位に韓国不動産価格が急落してきており、滅茶苦茶な融資をしてきた金融機関はまだバブルが崩壊し始めたところですが、ギブアップとなってしまっており、今後本格的に不動産バブルが崩壊すれば、韓国の金融市場は大混乱に陥ると見越した短期資金が韓国から逃げ出しているのです。
 勿論、韓国の外貨準備高は3120億ドルあり、主要銀行の外貨借り入れ残は1168億ドルしかありませんので、仮に主要金融機関が全ての外貨借り入れを返済させられたとしましても、「まだ」2000億ドルの余裕がありますので、直ちに危機に直面するわけではありませんが、韓国の経済規模からすればこの2000億ドルは微々たる金額であり、危機が進めば一瞬にして消えてなくなる金額と言えます。
 今、世界中でアメリカ人の資金がアメリカ(ドル)へ戻って行っていますが、この資金引き揚げの破壊力は韓国・香港・シンガポール等の中小国では半端なものではありません。
日本でも連日数兆円規模の資金引き揚げが起こっていると見られていますが、総額で数十兆円規模の資金流出になる可能性もあり、それを埋める資金はありません。
このような時に、日本(銀行)が保有します1兆ドルの外貨(準備高)をヨーロッパに無条件で融資すると発表になっていますが、ヨーロッパの中央銀行が破たんすれば、日本は全ての外貨を失うことになります。
 <外貨(資)の引き揚げ>が起こり、そして<外貨準備を失う>というダブルパンチに見舞われた場合、日本は一体どうなるでしょうか?


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