2011年9月23日金曜日

■実はガラガラだった SMAPの北京公演

実はガラガラだった SMAPの北京公演
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/entertainment/n_smap__20110923_3/story/22gendainet000155122/
2011年9月22日17時00分 ゲンダイネット

 シルバーウイーク前半はSMAPの“歴史的コンサート”で持ちきりだった。16日夜、オリンピックの舞台にもなった北京工人体育場で開催された初の海外公演。前日には日本の国会議事堂に相当する人民大会堂で会見を開き、木村拓哉は「国賓級の人という気分になってます」と大ハシャギだった。会見後は唐家旋前国務委員との会談も用意され、文字通りのVIP待遇である。

 SMAPは今年5月に温家宝首相とも面会した。中国との間にどんなパイプがあるのか。
「来年の日中国交正常化40周年を控えて、中国政府は尖閣諸島問題などで悪化している日本の対中感情を和らげたい。そこで“国民的グループ”のSMAPに目をつけたのです。中国の程永華駐日大使と今年1月に来日した蔡武文化部長が中国公演について協議。ジャニーズ事務所とつながりのある高級中華料理店の経営者、日本の政財界にルートのある上海出身の大物投資家などを通じてオファーしたそうです」(事情通)

 国内市場が頭打ちのジャニーズ側にとっても中国進出は渡りに船で、中国側と急接近したようだ。

 しかし、関係者の利害が一致しても、中国の大衆が本気でSMAPを応援するかは別問題。少なくとも、現状は思惑通りに運んでいないと言っていい。主催者側が発表した公式動員数は4万人だが、実際の観客数は3万人ほど。コンサート会場「工人体育場」の収容人数は7万人だから、“ガラガラ”のレベルだ。

「ジャニーズ側は“中国公演大成功”を大きく取り上げさせるため、女性誌などの御用メディアを現地に招待しました。しかし、観客のあまりの少なさにガク然とし“席が埋まっていない後部座席は撮影しないで”と要請したそうです。ニュース番組で“SMAP大好き”という中国人ファンのコメントが紹介されていましたが、あれも疑わしい。中国ではキムタクみたいな小柄できゃしゃな男性より、マッチョな男が好まれる。中国当局が用意したサクラでしょう」(現地関係者)

 中国のやらせ体質はもはや常識だが、“SMAP人気”を平気であおる日本のメディアも同罪だ。

(日刊ゲンダイ2011年9月21日掲載)



■SMAP中国公演仕掛人に直撃! (1)過去最大級の舞台設営
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0913&f=entertainment_0913_004.shtml
2011/09/13(火) 09:57 サーチナ
  
 日本の人気グループ・SMAPの中国初となるコンサートが9月16日に北京で開かれる。昨年開催予定だったものの、種々の問題により2度延期となったコンサートだけに、準備にも気合が入っているようだ。新浪網は11日、コンサート会場でプロデューサーに直撃インタビューを行った。
 コンサート会場の北京工人体育場にはすでに高さ20メートルの鉄骨が組み立てられ、日中双方のスタッフが忙しく働いていた。中国側顧問の馬氏の話では、13日に部隊設営が完成するという。技術プロデューサーの斉藤氏を筆頭とする日本側スタッフは10日朝に北京入りすると、休む間もなく作業に当たっているとのことだ。
 今回のコンサートで動員したスタッフは日本側が200名、中国側が約300名。舞台設営だけで280人が関わっており、馬氏は「国内の大型コンサートでもせいぜい80名」と規模の大きさを説明した。ステージの大きさは、会場のキャパシティーいっぱいの長さ60メートル、高さ約20メートル、奥行き40メートルとなった。資材はコンテナ約30箱分を日本から発送したものだ。
 北京公演について斉藤プロデューサーは、電力使用制限のある日本では今後見られない規模のコンサートになると説明。また、北京で数多くの日本人コンサートを手がけてきた馬氏も「ここ10年間の日本人コンサートとしては最大規模」と語った。
 日本人コンサート史上に残る規模のハードで、一体どのような演出が仕掛けられるのだろうか。



■SMAP中国公演仕掛人に直撃! (2)「秒単位の興奮」に自信
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0913&f=entertainment_0913_005.shtml
2011/09/13(火) 10:10

 16日に迫ったSMAPの中国初となるコンサート。新浪網は11日、コンサート会場でプロデューサーを直撃、気になるプログラムや演出について話を聞いた。
 今回の公演は、昨年の日本公演をベースに中国ファン向けの特別コーナーを加えたものになりそうだ。斉藤プロデューサーは「2時間の公演中、お客さんをずっと興奮のピークに立たせる。全てのセクションを秒単位で組み立て、まばたきする時間もないようにする」と全体のプランを語った。「マイケル・ジャクソンのコンサートにはかなわない」というネット上の予想に対しては「MJとハード面で比較しようとは思わないが、2時間ずっと興奮させ続けるという点では、負けません」と自信を見せた。
 しかし、これ以上の話題は「当日来てのお楽しみ」となった。斉藤プロデューサーは「ネタばれ」について契約上の制限があるほか、「お客さんに謎や期待感を持って来場してもらうことで最大の演出効果を得る」というのが日本のコンサートの慣例であり、曲目などを含めた演出は秘密にしておくと説明した。そして「だから、これほどメディアに内容を聞かれたのは今回が初めてですよ」と語った。
 コンサートは現地時間16日19:30スタート予定。北京工人体育場は「興奮しっ放し」の夜を迎えることになりそうだ。


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