2012年11月27日火曜日

■中国に親しみ感じる日本人は18%、韓国は39%


中国に親しみ感じる日本人は18%、韓国は39%
http://jp.wsj.com/japanrealtime/blog/archives/15583/?mod=Center_jrt
2012/11/27 10:02 JAPAN REAL TIME  WSJ

日本は世界の多くの国に対し友愛の情に満ちあふれている。ただそれは、中国と韓国を除けば、の話だ。

内閣府が26日に発表した2012年の「外交に関する世論調査」によると、日本人はすべての調査対象地域とほとんどすべての調査対象国に対して1年前よりも親しみを感じていることがわかった。国別では、米国、ロシア、インドなどに対してはいずれも前年より親近感が増した。だが、領有権争いで緊張が高まっている中国と韓国への親近感は数十年ぶりの最低水準まで落ち込んだ。

調査は9月27日~10月7日に実施された。それぞれの国に「親しみを感じるか」、「関係は全体として良好だと思うか」という2つの質問をしたところ、中国と韓国に関して大半が否定的に回答した。

1838人の回答者のうち、中国に対して「親しみを感じる」と答えたのはわずか18%で、前回の調査から8.3%低下し、1978年に調査を開始して以来の最低水準となった。反対に、「親しみを感じない」割合は80.6%まで上昇した。

こうした感情は二国間関係の評価にも反映され、日中関係が「良好だと思う」と回答した割合は、前回の調査から14ポイント低い4.8%まで落ち込んだ。若年層ほど否定的な見方をしており、20歳代と30歳代のうち約7割が「良好だと思わない」と回答し、「あまり良好だと思わない」との回答を上回った。

夏に日本政府が尖閣諸島(中国名:釣魚島)の国有化を決めてから、世界第2位の経済国中国と第3位の日本との間の関係は悪化、中国では激しい反日デモや日本製品の不買運動が発生した。また、中国の船が日本の領海へ今まで以上に頻繁に侵入している。

韓国に対する親近感も落ち込んでいる。8月に韓国の李明博大統領が竹島(韓国名:独島、米国その他第三国では「リアンクール岩礁」)に上陸したことで国民感情が悪化し、昨年は「親しみを感じる」との回答が62.2%だったが、今回は39.2%と1997年以来の低水準に落ち込んだ。

記者: Yoree Koh




0 件のコメント:

コメントを投稿