【中国ブログ】多くの中国人が日本で働く理由とは
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1128&f=national_1128_031.shtml
2012/11/28(水) 19:54
日本に住む中国人の数が年々増加している。2010年12月末時点で約67万人、1984年の数字と比べると約10倍だ。中国経済が発展し、日本経済が停滞するなかで、これほど多くの中国人が日本で働いている理由は何だろうか。中国人ブロガーのmoonrise18さんが誰もが抱く疑問について、自身の考えをブログにつづった。
日本にいる留学生は、週28時間以内のアルバイトを許可されている。しかし、moonrise18さんによれば同規定はそれほど厳格ではないらしく、多くの中国人留学生が必死になってお金を稼いでいるという。
中国経済が発展し続けているとはいえ、日本と中国とでは貨幣価値が大きく異なる。2011年の上海の大卒者初任給は約4万円ほどであるため、日本でのアルバイトによって月に20万円稼ぎ、その半分を中国に仕送りすることができれば、中国で稼ぐよりも手っ取り早く金を貯めることも可能だ。
また、結婚のために日本へ来る中国人女性も多いらしく、「在日中国人の58%が女性だ」と紹介した。
中国経済が発展するに伴い、多くの日本企業が中国人を社員として雇用しているほか、中国人の雇用コストは日本人に比べて低いため、自動車やそのほかの製造工場でも中国人が雇われている。
しかし、moonrise18さんは最近、都市部のサービス業でも中国人を見かけるようになっていることに疑問を抱いていたようで、「日本の接客サービスは独特なので外国人にはできないと思っていたのに、最近ではレストラン、病院、介護施設などでも雇用されている」と述べた。
moonrise18さんの日本人の友人は、日本の移民受け入れなどについて、「日本では移民に関してまだ公に討論されていないため、外国人が入国しやすい環境にある」と語っていたらしいが、moonrise18さん自身としては、「移民問題が真剣に討論されるようになれば、移民受け入れに反対する声が強くなるだろう」と考えているようだ。
一方で、moonrise18さんは、高齢化が進む日本では1998年より労働力が減少しており、また、まもなく人口の4分の1が65歳以上になることを指摘、「これも外国人に労働を提供している原因の1つなのだろう」と分析した。
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