【米国ブログ】日本の煎餅「米のおいしさを引き出す穏やかな風味」
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1128&f=national_1128_004.shtml
2012/11/28(水) 09:15
日本に滞在経験のある米国人女性が、日本のお菓子を紹介する米国のブログサイト「japanesesnackreviews.blogspot」で、煎餅(せんべい)についてつづった。
日本に住んで日本の習慣に慣れていた筆者は、帰国後、とまどうこともあるという。例えば、米国では自転車は車道を走るのが規則で、日本ではほとんどの自転車が歩道を走る。そのため、「自転車を見るとつい歩道のはしに身を寄せる自分に気づく」と自分の癖について語った。また、何よりも苦痛なのが家に土足で入る習慣で、「外出した靴のまま室内に入るのは不潔」に感じると述べた。
そして、米国で手に入らない日本の食べ物についても記しており、慣れ親しんだ日本の味を懐かしむという。その一つとして煎餅を挙げた。煎餅は米国でも「senbei」として売られている。しかし、塩味と表記されていて、あっさりしたプレーンな味の煎餅が売られていないことに不満があるようだ。日本では特に食べたいと思っていなかったが、帰国してプレーン味の煎餅が食べたくなるという。
日本の味への感傷的な気持ちは収まることがなく、筆者はとうとう日本のスーパーマーケットへ行き、割高だと思いつつも日本のスナック菓子をたくさん購入した。そこで偶然見つけた米国製の煎餅。米国ではかなり有名だが日本ではまったく知られていないブランドだった。試食してみたところ、味も深みがあり日本製の煎餅にかなり近く「米のおいしさを引き出す穏やかな風味の煎餅」と表現した。
筆者は、長年の日本生活で、微妙な味を見分ける味覚が育ったと述べ、米国で出会ったその煎餅は、「ただおいしいというだけではなく、自分にとって日本そのものを感じさせてくれた」とうれしそうにつづった。
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