「来年の韓国の新生児、成人になれば日本・英国より幸せ」
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2012年11月26日11時31分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
“投資の鬼才”ウォーレン・バフェット・バークシャー・ハザウェイ会長(82)は富豪になった秘訣を尋ねられると、こう回答したという。「米国で生まれたから、しかも1930年に」。米国という強大国で生まれ、幼年時代に大恐慌を経験し、その後、高度成長期を迎えるなど、金持ちになる環境に恵まれたということだ。出生の時期と場所は個人が選択できるわけではないが、人生には多大な影響を及ぼす。
英週刊誌エコノミストが22日に発行した年末特集単行本『2013年の世界』には、「どの国で生まれれば幸せか」と題した調査結果が掲載された。来年どの国で生まれた子どもが成人になった時に幸せかという調査だ。
韓国は調査対象80カ国のうち19位だった。日本(25位)・フランス(26位)・英国(27位)・スペイン(28位)を上回った。1位はスイスで、豪州・ノルウェー・スウェーデン・デンマーク・シンガポールが後に続いた。
10位のうち半分が西欧だった。上位は主に、領土は小さいが裕福なスイス・ノルウェー・シンガポール・オランダなど“強小国”が占めた。米国・ドイツは16位で、韓国より上だった。新興国の順位はそれほど高くなかった。中国は49位、インドは66位、ブラジルは37位だった。最下位はナイジェリア。北朝鮮は調査対象に含まれなかった。
エコノミストによると、調査は大きく3分野に分けられて実施された。まず各国の国民に現在の生活に対する満足度を尋ねるアンケート調査を実施した。その後、1人当たりの国民所得、気候、犯罪率、社会機関に対する信頼度、社会・文化的資産など11指標を点数化した。そして来年生まれる新生児が成人(ここでは17歳)になる2030年に予想される各国の経済・社会的状況を数値化し、点数に含めた。これを総合し、10点満点基準で点数を最終算定した。
1位のスイスは8.22点で、韓国は7.25点だった。フランス・英国・スペインが韓国より順位が低いのは、欧州経済がさらに悪化する可能性が高いという予想のためとみられる。エコノミストは米国に関し、「ベビーブーム」世代の高齢化による人口・経済的負担が順位を引き下げた分析した。
◇来年の世界=『2013年の世界』は5つの核心展望を出した。まずは米中指導者の対決局面。再選したオバマ大統領と中国統治者として登場した習近平共産党総書記が、外交的にあちこちで衝突する可能性が高いという分析だ。イラン核開発、国際通商問題、アジアの領土紛争を主な葛藤要素とみている。
また、財閥の復興と持続する“ダイエット”ブームを来年の主要トレンドに取り上げた。特にインド・ブラジルなどの新興国と韓国では、大企業集団がさらに成長すると予想した。各消費者が好みの特定企業集団・ブランドで必要な物品やサービスを購買するという理由からだ。
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